見出し画像

ツムラさんの漢方①葛根湯(かっこんとう)を解説します。

ツムラさんの漢方①から解説します

今回は①日本一有名な漢方薬(笑)
葛根湯 かっこんとう

葛根湯の覚え方としては
桂枝湯 に 葛根と麻黄を加えた形!
と覚えても良いし、

桂枝湯+麻黄湯の
杏仁を葛根に変えた形
と覚えても良いです

両方の特性を持っていると
考えても差し支えないと思います。

それでは生薬を一つずつ解説します

麻黄 まおう
汗をかかせて邪気を追い出す

桂枝 けいし
麻黄の発汗作用をブースト

白芍薬 しろしゃくやく
汗のかきすぎをセーブ
葛根 かっこん
体の潤いの消耗を守る
首の後を緩める

生姜 しょうきょう
甘草 かんぞう
大棗 たいそう

胃腸をサポートして
体を元気にする

この様な7つの生薬が入っています

注意点としては葛根湯には
発汗を促す 桂枝+麻黄の組み合わせ
が配合されていますので

ゾクゾクする風邪に使うようにしてください

また、杏仁を取り去っていますので、
咳が出るような方には適さないと思います

そして一番のコツは
「使用は長くても一週間まで」です。

体を温めて汗をかかせる漢方薬は
長期間使いすぎると体を消耗してしまいます。

長く使いすぎることには注意してください
いかがでしたでしょうか?

漢方薬を知るには名前だけではなく、
中身を知ることが大切です。

私と一緒に一歩ずつ勉強していきましょう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?