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全国のランニングラバーへ告ぐ。ランニング日記をつけることにしたよ(宮崎の片隅のランニング日記 1)

日本中のランニングラバーたちへ向けて。
日本の片隅で人知れずランニングを楽しんでいる30代男子が、日々走るなかで頭に浮かんだことを記していく。

今まではハア〜スッキリした! なんて思って爽快感に浸るだけだったけれど、せっかくランニングのあいだにいろんな景色を見たりいろんなアイデアが浮かんできたりするものだから、これは記録として残した方がおもしろそうだし、習慣的にランニングをしている人も同じことを感じたりしてんじゃないかなあなんて思ったものだから、こうやって書いていくことにしたのです。

僕はライターとか編集の仕事をしている。取材で動くこともあるけれど、一日中デスクワークで座っているなんてことが多い。もともとじっとしていられない性格だから体が凝ってしまってどうも気持ち悪い。

そんで仕事柄(and 性格上)頭が常に忙しい。思考を巡らすことなく無心に体を動かすために強制的に走る。それがめちゃくちゃ気持ち良いのです。目の前にあることから逃げ出すように走る、走る、走る。


第1回 10.07km Running(2022/02/07)


いつものように10km走った。
海沿いの道を車に追い抜かされながら走る。5〜6kmまでは無理せず、体を温めるように1km6分くらいのペースを維持。体の声に耳を澄ませながら、股関節の動きや腕の振りを確認しながら走る。

ゆったりしたペースなので周りの景色も堪能。
最近引っ越しをしたので走る道を開拓中。初めての場所、たまにしか走らなかった場所は目に入ってくるものも、足で感じる疲労具合も、なんだか新鮮だ。それに、今まで車でしか通らなかった道も、自分の足で、自分の走るスピード巡ってみると、それまで気づかなかった光景に出くわすことがしょっちゅうだ。

その瞬間はどれだけ疲れていても心はハッピーだったりする。うわ、ここはこんなふうになってたんや! なんて驚きながら。

折り返し地点からは、足を鍛えるつもりでペースを上げる。そうそう、今年のフルマラソン大会では3時間40分〜4時間未満でゴールしたいんだ。
1km4分30〜5分以内で駆け抜ける。足が伸びてスタタタタ…ってリズム良く駆けていける感じが「オレ走ってる〜〜〜♪」と気分を高めてくれる。息は上がりはじめてしんどいけれど、意外と気持ち良さも感じているんだ(そんなこと言っておきながら、たぶん左膝をちょっと痛めた)。

途中で実業団系の女性ランナーたちとすれ違う。なんであの人たちはあんなスピードで走れるんだろうって毎回思うんだ。すれ違いざまの風、勢い、「ヒュンッ」なのか「シュバッ」なのか毎回異なる音。向かい側からやってくるのが見えると畏れを感じてしまう。
でも自分もあんなスピードで10kmとか走りぬけてみたいなあなんて思うこともしばしばよ。

走り終わって、買っておいたザバスをぐいぐいって飲み干して、プハーって一息つく。そうやって息を吐き出して、「あっ」と思ったんだ。

日記つけてみようってさ。


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