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生ぬるさが漂っていて、春(宮崎の片隅のランニング日記 7)

第7回 10.04km Running(2022/03/01)


結論、半袖短パンスタイルで十分。たとえ夜であってもね。緩くジョグしているだけでも体は熱くなってきて、「涼しい」と感じられるほど風が気持ちいい。もう春なんだなって思ったし、雨が降ったあとだと生ぬるい湿気を感じる。ああ、さすが宮崎って感じだった。

本日は久々の夜ラン。そして3月一発目のラン。

締切はまだだけど、もう先方に確認取らないといけないよなあって記事を書かなければいけないんだけど、ここ数日の疲れが溜まってなかなか取りかかれない。体の疲れより頭の疲れのほうが厄介だなとはよく思うこと。僕ら執筆業なんて集中してなんぼなのに、頭がとっ散らかってまったく集中できない。加えて目の疲れが限界にきてパソコン画面を見たくない。YouTube見ながら大胸筋を鍛える筋トレをして気を紛らすけれど、なんか心が晴れない。

今日はずっと自宅にこもって仕事をしていたし、もう家から出ねーぞと思ってたけどさすがに限界を迎えた21時。

「走りてぇ…」
思い立ったが吉日。秒速でウェアに着替えて夜の街へと繰り出す。外の世界は生ぬるさが漂っていて、長袖ウェア失敗したなとすぐに感じた。下は短パンにして大正解。まったく寒くない。つい一昨日くらいまで冷え冷えだったのに。

真っ暗ななか自宅の近所を探検するようにジグザク区画を走る。引っ越し後まだ探検できていないところがたくさん。細い路地をぐねぐねしているうちにいろんな変わった住宅や建物を見た。所得高め、文化力高め、伝統意識強め、外車率高めな土地というイメージは住む前からあったけど、こう回ってみると改めてそんな気がしてきた。どんな人たちが住んでいるんだろう。そういえば自分が通っていた東京の大学近辺と雰囲気が似ているかも。

そのまま夜の中心街へと突っ切っていく。「まん防」がまだ出ているからか車も人もかなり少ない。大通りは街灯で輝いているけれど、どれ一つとして開いている店舗はない(時間的にも閉店しているところがほとんどかもしれないが)。客待ちタクシーだって当然のようにいないし、道路はスッカスカ。静かなのはいいが、なんだか寂しい。そんな街を自転車2人乗りの黒ずくめな少女たちがぐんぐんと進んでいた。久しぶりにザ・田舎のヤンキーという感じの子たちを見た。方言バリバリで喋りながら進んでいく様は、めちゃくちゃたくましかった。向かうところ敵なしってオーラ全開。

空気はだんだん春へと進行中。まん防も今週末で終わる(予定)。
ここんとこ続いているお通夜みたいな春じゃなくて、清々しい明るい春が待っててほしいな。そんな春のなかを走りたいよ。

そんじゃおやすみ。
早起きして仕事片付けよ。


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