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目標が見えないときは、いったん仮の目標をおく

この本で「患者さんの中には『自分が本当のところ、何を望んでいるのか? どうしたいのか?』が分からない人がいる。そのようなときは、仮の目標として『自分がどうしたいのか、目標をみつけること』をおいた上で、治療・カウンセリングなどを行うことがある」というお話が書かれていた。


人生の目標が見えなくなる。なんのために仕事をしているのか、勉強をしているのかわからなくなる。そういうことは、ある程度誰にも起こりえる。

そのようなとき、焦って目標を決めても、本当に自分が望んでいることとはかけ離れてしまう場合もあるだろう。

それならば「本当に望んでいることはなにか?」を見つけることを、いったん仮の目標とする。

「望んでいること」を見つけるには、じっと座って考えているより、できることを1つ1つやっていくほうがいい。

いろんなことに挑戦してみて「自分に合いそうか? 合わないか?」「得意なことか? 苦手な部類か?」を分析する。やりっぱなしではなく、振り返ってみることだ。

そのように過ごすうちに「こんなことがしたい」という目標が見えてくるのではないか?


この本を買った理由は、心理学や精神医学に興味がわいていた時期だったから、というのが大きい。他の本も含めて、何冊もの本を読んだり、放送大学の授業を聞いたりしていた。

心理学や精神医学の世界は、進歩がすごく早いし、病名のつけ方も変わることがある。この前までの常識が、数年後には通じなくなることもある様子。

だからこそ、ちょっと勉強しただけの素人が、安易に人にアドバイスをしてはいけないように思う。


ただ、素人だからこそ、自分に役立つ部分、興味がある部分だけを選んで、自分なりの解釈で生活に取り入れて、活かしていくことも許されるかなと勝手に思っている。



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