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「読み方」があると憶えやすくなる 【プロ資格マニアの軌跡】

高校時代、ある友達が "patient" という単語を「パティエント」と発音していた。音だけでは何のことか分からなかったが、つづりを見て分かった。

「この発音はペイシェントじゃないの?」と話して、発音記号も確かめ、友達も納得した。ただ友達はその後も「パティエント」と発音することがあった。それでいて、つづりを間違うわけでもなく、ヒアリングやスピーキングが重視されなかった当時の英語教育の上では、あまり支障はなかったようだ。

上記の経験から、私は2つの仮説を持っている。

・たとえでたらめであっても、自分なりの「読み方」が決まっているものごとは憶えやすい
・いったん自分で「読み方」を決めてしまうと、修正が難しくなる

patient を、p,a,t,i……というアルファベットの並びだと考えておぼえようとすると大変だし、1192年などの年号だってそうだ。だから語呂合わせが記憶術の1つとして使われているのだろう。

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