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プロ資格マニアの琵琶湖・大津旅

いきなりですが10月3日と4日は琵琶湖のほとりで過ごしました。

大津駅には北緯35度を示すモニュメントがありました。

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泊まるのは「ホテルテトラ大津・京都」さんです。駅直結のホテルなので雨でもぬれずにすみます。

私は朝夕2食付きのプランを選びましたが、このホテルには朝昼晩3食つきというプランもあります。

部屋で「あーっ!」と叫んでしまったのは、レンタルPCがあるホテルだったと、入室してから気づいたことです。わかっていたら、PCは自宅においてカメラ持ってきたのに、事前に確認しなかったのは自分なのでね……
今時、仕事に必要なファイルはクラウドにおいてますし、端末と回線が確保できればなんとかなる部分も多いのですよね。

トイレ・バスルームが広めだったのが嬉しいです。

レストランでいただく夕食

フロントでチェックインをするとき、夕食のメニューと予約時間を決めます。レストランに行くと、すぐ用意してくださってありたがたいです。
天ぷらとお刺身を両方いただく機会は、こういうときでないとありませんので、なんだか嬉しいです。

旅するプロ資格マニアがホテルですること

旅に出て最も気を付けることは「脚のむくみ、骨盤のゆがみを解消する」ことです。以前にごくごく軽い心不全によるむくみ(1晩で4キロ)や、蜂窩織炎などを経験してから、特に注意するようになりました。

具体的には……

・旅先では椅子や机を自分の身長に合わせることが難しいので脚を組みたくなりますが、しない
・長距離の移動による靴擦れなどができると、歩くとき左右のバランスが悪くなるので、履きなれた靴を履く。もし傷ができたら、傷まないよう、感染症が起こらないようケアする
・バスルームが狭いときも、両脚はシャワー等でしっかり温める
・普段やっているヨガやストレッチもも必ずする

仕事もあったのですが、せっかく来た知らない街を少しでも味わおうと、散歩をしてきました。

朝食ビュッフェ

ホテルの朝食ビュッフェはいつも楽しみです。ホテルテトラ大津・京都さんは料理の種類が多く、焼き魚やハムなどは何種類か用意されていました。スクランブルエッグやパスタなどの洋食も。近江牛が有名な地域だけあって、数量限定の冷しゃぶも用意されていましたよ。私がよく食べる人間だったら、それらもすべて楽しみたかったです。ごはんはもちろん近江米です。

プロ資格マニアが朝ごはんで心掛けているのは、血糖値が急激に上がらないようにすること。まずは野菜とたんぱく質を取り入れ、炭水化物は後から胃に入るように、そして取り過ぎないようにします。でもケーキはおいしそうだったので2つもらいました。ジュースも何種類か用意されていました。トマトジュースをいただきます。

泊まった部屋の窓から、牛尾山が見えます。山を越えると京都市山科区です……よね?

さて、ホテルを決めた時点では気づかなかったのですが、ずっと行きたかったスポットにバスで簡単に行けることがわかったので、時間を作って行くことにしました。

イングリッシュガーデンが見られる!

私は地元のタクシー運転手さんとの会話がきっかけで、一昨年から日本庭園をめぐるようになりました。

庭園を造る文化は日本だけじゃなく、世界にあります。そして、日本・関西にもイングリッシュガーデンがあるので、いつか行ってみたいと思っていました。先日も、泉州にあるガーデンの情報を調べたのですが、ドンピシャで休園だったので、ちょっとがっかりしていました。

今回、せっかく琵琶湖へ来たので、限られた時間のなかで訪れることができる周辺の観光施設を調べていました。すると「びわ湖大津館」というイングリッシュガーデンがある施設にバスですぐ行けることがわかりました。滋賀県に有名なイングリッシューガーデンが2つある(もう1つはローザンベリー多和田)ことは知っていましたが、その1つがこんなに近くとは。

神様のはからはいすごいです。神様はちゃんと、願いを聞いてくださいますね。

さて、びわ湖大津館は由緒ある高級ホテル「琵琶湖ホテル」として営業していた建物です。皇族や外国の要人、ヘレンケラーも宿泊したホテルです。

この日がとても暑かったので、気温が上がりきる前にイングリッシュガーデンを見学します。入場料は330円です。

グラベルガーデンではハロウィンの飾りが迎えてくれる

場内にはあちこちに椅子やテーブル、ベンチなどが設けられています。ハロウィンの飾りもたくさんありました。カメラをもっていかなかったことを後悔しながら、スマートフォンで撮影です。傾きの調整やトリミングを行っていないので、お見苦しい点もあろうかと思います。お許しください。

お花が少ない季節ではありますが、想像力を働かせながら、庭園を歩くのもとても楽しかったです。

まっすぐな道が印象的なボーダーガーデン

バラがいっぱいのびわ湖フレグランスローズガーデン

とても広いエリアで、たくさんのバラがテーマごとに分類され、植え付けられています。バラが咲き誇る季節には、きっととてつもなく美しい庭になるのだろうなと、あれこれ想像しながら散策します。

チャペルがありました。ガーデンウエディングもできるようです。気象の移り変わりが激しく、災害の多い日本でガーデンウエディングを行うのはかなり大変かもしれませんね。

美しい琵琶湖を眺められるランドスケープガーデン

せっかく琵琶湖の近くに来たのだから、琵琶湖の近くまで行ってみたい。大きな大きな琵琶湖をこの目で見たい。
その願いと、イングリッシュガーデンへの思いが同時にかなう瞬間がきました。

結び目を模した植え込みが美しいノットガーデン

私はヨット・ボート乗りなので、ロープでさまざまな結び目を作り、船を係留したり、自分の身体に荷物等を結び付けたりします。ロープの結び方は「○○ノット」「○○結び」のような形で表現されます。
ノットガーデンには、結び目を模した植え込みが設けられていて、とてもきれいです。

お花が少ない季節でも、広い庭園を散策するのはとても楽しかったです。満開の季節ならきっと私はくるってしまうことでしょう。

琵琶湖の水面近くへ

イングリッシュガーデンを出てから、クルーズ船が止まる桟橋の近くへ行きました。せっかくの機会なので、琵琶湖の水に直接触れたいですね。桟橋の横に階段もあって、無理なく近づけるようになっていました。

歴史ある建物・びわ湖大津館へ入館しました

びわ湖大津館には貸会議室や貸ホール、お土産物の店、結婚式ができるチャペルなどがあり、市民の方々の出入りが普通にあります。
観光客の私は、過去の資料を見ながら館内をゆっくり歩きました。

なかには、外国の要人に畳の部屋で正座してもらっている写真もあり、日本人自身に正座の機会が少なくなった現代ではあまり考えにくい場面だなと感じました。 ホテルとしての営業を終えた平成10年の時点でのホテル従業員の制服も、古い型ではありますが上品でした。

2階展望テラスから眺める琵琶湖

分厚いじゅうたんが敷かれた階段を上り、2階の展望テラスに向かいます。ドアを開けてテラスに出ると、すばらしい景色が広がります。

ノットガーデンを見下ろすこともできます。レストランは休業中でした。

ヘレンケラーさんも泊まった貴賓室に、この足を踏み入れることができたのはとても嬉しいです。過去のできごとを写真付きで紹介するコーナーもこの部屋にありました。

予定外の訪問でしたが、思い切って訪ねて本当によかったです。帰り際に撮影した写真もご覧ください。

琵琶湖・大津旅を終えて

今回はかなり急いで宿泊先を探す必要があった旅ですが、さまざまなサービスがあるホテルを選ぶことができ、ずっと行きたかったイングリッシュガーデンにも行くことができました。困った時、自分の力でなんとかしよう、状況を自分の力だけで変えようとするのも大事ですが、気持ちの持ちようとして「これだけ頑張っているのだから、きっとすばらしい答えに出会える」と信じ、焦らず落ち着くことが、よい選択につながると改めて感じました。

河野陽炎のコンサルティング




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