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夢は現実になり、生活になる。

2023年12月3日、人生で初めての「感謝状」をいただきました。

2015年の夏からディンギーヨットに乗り始めて8年が経過し、エンジンがついているボートの操船にも慣れ、2021年には海事代理士試験にも合格して、海と川がすっかり生活の一部になりました。

先輩方と交流が深まる中で、大阪北港ディンギークラブのSNS運用をお手伝いするようになり、仕事で身に着けた広報やマーケティングの能力を、ディンギークラブのために役立てることができました。また、ディンギークラブの広報・マーケターとして積んだ経験が、仕事に役立ったこともあります。その経験は新しい本にも書きました

私が「ヨットに乗りたい」とお医者様に相談したとき、あっさりと「その身長にその体重では、遭難につながる可能性が高い」と止められたのは2014年のことでした。そこから「乗ってもいいよ」と言ってもらえるまで、
「どうすれば乗れるか?」
「どうすれば食事をたくさん食べられるか」
を考えてめちゃくちゃ頑張りました。だから「乗ってもいいよ」と言われたときは、それだけで「夢が叶った」と幸せな気持ちになったのです。

もし私が「そうですか、だめですか」と考えていたら、今の自分はありません。「今はダメかもしれないけど、可能にするにはどうすればいいかを考えるんだ!」という心の在り方がどれだけ大事か、改めて実感しました。

かつて私が、駆け出しのライターだったころ、あるクライアントさんが私に、デール・カーネギーの本を数冊、プレゼントしてくださいました。自己啓発系の本を読んだのは、このときが初めてでした。

当時の私は「仕事のために役立つ本」と言えば、執筆のテクニック、仕事術、時短術などの本をイメージしており、心の在り方について書かれた本は仕事とは別の軸の本だと考えていました。
でも、どんなにたくさんのテクニックを身に着けても、それを「使ってみよう」と思う心がなければ、テクニックは役立ちません。

そして、自分がどのような仕事に取り組んでいきたいか、どのような生き方をしていきたいかを決めるにも、心の在り方はとても大事です。

海事代理士試験を受験したときも、私は「心の在り方ひとつで、こんなに変わるんだ」という経験をしました。
というのは、海事代理士試験には口述試験があります。それまで、筆記試験だけで合否が決まる試験しか受けたことがなかった私は、口述試験と聞いただけで避けてしまっていました。対人恐怖症でパニック障害だったことも
その大きな理由でした。

そんな私が、ヨットの先輩に宅建の受験を勧められました。書店で宅建のテキストをぱらぱらと見たのですが、大学院まで理系だった私には、意味の分からない言葉しか書かれていませんでした。
「法律関係の資格の中で、何か自分にも勉強しやすい資格はないだろうか?」と考え、海事代理士試験に挑戦することにしました。

かつて「口述試験があるから無理」と思っていた海事代理士試験を、このときは「法律系の資格試験の中で、私にとって少しでも分かることがある試験」と考えるようになっていました。口述試験は不安でしたが、法律の勉強などしたことがなかったのだから、落ちてもまたやり直せばいいと考えられるようになっていました。

心の在り方1つで、見える景色が大きく変わります。
「自分にもできること」が初めから用意されているのではなく、「できるようにする」のは自分なのですね。夢を叶えるために頑張り、夢が現実になり、そして夢が生活の一部になる、それはとても幸せなことですね。

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