あ、開業記念日が過ぎちゃった……
3月26日は開業記念日だったが、ドタバタとするうちに過ぎてしまった。開業当時(15年以上前)と今で、どんなことが変わったかを考えてみよう。
インターネットの浸透度
今はインターネットが、好きな人や、仕事で使っている人だけのものではなく、誰にでも浸透している。開業当時には、そうではなかった。必要な人、好きな人だけが使っていた。
ノマドワーク等の浸透度
テレワーク、SOHO、在宅ワーク、ノマドワーク、リモートワーク……いろんな呼び方があるけれど、開業当時は今ほど当たり前に受け止めてはもらえなかった。
ノートPCの軽量化、薄型化
開業当時はノートPCがもっと野暮ったくて、分厚くて、うるさかった。持ち歩こうとすると鞄のなかですごいスペースをとってしまって大変だった。
デジカメの2極化
写真のプロや愛好家が使うデジカメと、「あったら便利だからとりあえず持っておく」という人が使うデジカメが2極化した。
スマートフォンやタブレット端末の普及
せっかく軽量化・薄型化されたノートPCもスマートフォンの登場で、持ち歩く機会がすっかり減った。デジカメも、単に記録を取るだけであれば、スマートフォンで十分という人も増えたのではないだろうか?
記録媒体の変化
フロッピーディスクは使われなくなり、DVDやCD-ROM、USBメモリなどがメインになってきた。音声を録音するのもICレコーダが当たり前だし、人によってはスマホで全てを済ませているかもしれない。
電子書籍市場の拡大
こちらも15年前には想像できなかったくらい、市場が拡大している。
「情報商材」と呼ばれるPDFファイルがめちゃくちゃ高額で販売されてはいたものの、Amazonなど誰でも気軽に利用できるプラットフォームで、簡単に電子書籍を購入することができる時代ではなかった。
ロボット掃除機や食洗器の普及
ロボット掃除機はそもそも登場していなかった。食洗器も「じつは手洗いする場合に比べて水を使わずに済み環境にやさしい」ということが、ようやく広まってきた感じだったかな。
介護保険制度について
2000年4月1日に介護保険制度がスタートした当時に比べて、今はずっと制度の中身が知られるようになっている。まだまだ足りない部分もあるかもしれないが「どんな時に、どう利用すればいいか」が分かるようになってきたと、私は思う。
また、健康保険に加入している人が利用できる高額療養費制度や、生活に困った時の生活福祉資金などさまざまな制度について、広く知られるようになった。
〇〇代行というサービスが増えた
秘書代行、家事代行、墓参代行、退職代行……など「〇〇代行」というサービスが増えた。「自分のやりたいことに集中したい」「お金を払ってでも他のことを頼める人が欲しい」というニーズが高まっているのだろう。
フィットネス業界の拡大
15年前、私がフィットネスクラブに通っていた時と比べて、いろいろなエクササイズが開発されている。今では当たり前になっているピラティスとか、ラダートレーニングとかはまだまだ出始めだった。
教育の変化
小学校でプログラミング教育をする時代が来るなんて、想像していなかった。もちろん小学校で学ぶべきことはIT関係だけじゃない。プログラミングだけに限らず、若い時期からいろいろなことに触れて「自分の好きなものは何か?」を考える機会を持つといいと思う。
短時間に思いつくだけでも、いろんなことが変わってきた。これからは、時代の波に押し流されるだけではなく、自分で選んだものをつかみ取っていきたい。
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