ホテルで経験したすばらしい・おもしろいサービスと施設
先日の記事で「ルームサービスのカツ丼の値段」について、ごく軽く触れた。
旅する資格マニアである私は、いろんなホテルに泊まり、いろいろなサービスを利用してきたが「これは便利だし、おもしろい」と思えたものがいくつかあったので、紹介する。
選べる枕
今では「朝食が美味しい」という噂のスーパーホテルだが、私が利用したのは10年以上前のことで、当時は朝食も簡素なものだった。チェックイン時刻にも、とても厳しかった。
ただ、スーパーホテルでは「枕が選べる」というのが特徴的だった。
スーパーホテルだけでなく多くのホテルでは、1人で利用する場合も複数の枕が用意されている。これは「あなたに合うものを選んで使ってくださいね」という意味だそうだ。
部屋選びをホテル側に任せる宿泊プラン
けっこう多くのホテルで、どのタイプの客室にするかはホテル側にお任せする(禁煙・喫煙の別は選べる)という宿泊プランがある。
私が女性なので、このプランを選ぶと、レディースフロアのけっこうよい部屋に泊まれることも多かった。レディースフロアをはじめから選んでしまうと割高になる。
ラウンジで無料ドリンクをいただく
ファミレスのドリンクバーコーナーのようなものがラウンジに設置されていて、自由に利用できるホテルがある。
マッサージチェアが安く利用できる
相模原市にあるJNファミリー。宿泊施設を併設したスーパー銭湯のようなところだ。マッサージチェアがとても安く利用できて驚いたことをおぼえている。たしか10分100円とかだったので、精算時に驚いて確かめたほどだった。
朝食にたこ焼きがあるビジネスホテルは料理全体が美味しい
大阪のビジネスホテルでは「朝食にたこ焼き」を出してくれるところがある。たこ焼きはアツアツが美味しいので、保温効果のある器に楽しく盛り付けてくれている。そして「朝食にたこ焼き」をうたっているホテルは、朝食全体が美味しいように思う。
部屋にジャグジーバス
葛西臨海公園のあたりで、ビジネスマン向けのホテルがすべて埋まっており、リゾートホテルようなところしか見当たらないことがあった。ほとんど泣きながら探し出しだしたのが、「ホテルシーサイド江戸川」だった。
ここも基本的にはリゾートホテルに近い。部屋のお風呂がジャグジー付きで、シャワーブースも別途設けられているゴージャスなものだった。嬉しくて、意味もなくジャグジーに当たり続けた思い出がある。
ご飯がすごい
少し前にTwitterで旅館のご飯について話題になった。
私と両親や弟が「ここの料理はすごいを通し越してすさまじい」と思っているのが和歌山・すさみ町にある「ホテルベルヴェデーレ」。「花かいろう」という個室・半個室もある食事処でいただくコースが美味しい。量は少なくてもいいから質を高めてほしいという人には、そういうコースもある。
私の誕生日に泊まった時には、プレゼントを頂戴したこともある。
病気になった時の対応がすばらしい
私自身が子どもの時だったので、記憶にあいまいな部分があるが。
「鳥羽シーサイドホテル」に泊まったとき、弟が少し熱を出した。フロントで体温計をお借りしただけなのに、スタッフの方が氷枕を持ってきてくれたり、車を出してお医者さんに連れて行ってくれたりもした。あのホテルになら、また泊まりたいと思う。
周辺施設の入場券とセットの宿泊プラン
たとえば「神戸どうぶつ王国」や「白浜アドベンチャーワールド」のチケットと宿泊プランがセットになっているものがある。
また東京では、旅行者だけが使える地下鉄の乗り放題チケットがある。早めにホテルにチェックインして荷物を置き、フロントでこのチケットを買ってから移動すると、交通費が安くつく。
番外:荷物を軽くしたいとき
ホテルのフロントで宅配便の受付をしているところも多いので、荷物を軽くしたいならうまく利用しよう。
また、荷物の種類にもよるが「レターパックライト」を購入して、不要な荷物を詰めて自宅宛てに送っておくという方法も意外に使える。送料は370円で厚み3センチ以内、サイズはA4 ファイルサイズまで。ポストに投函できるので気楽に使える。2つ購入しても、ゆうパックよりお金がかからないこともある。
番外:フェリーはすごく進化している
フェリーの客室やレストランもかなり充実しているので、単なる移動手段ではなく「ホテル」と考えてもいいかもしれない。
おわりに
振り返ればいろいろな特徴あるホテルに泊まってきた。これからも、珍しいサービスがあるホテルに泊まりたいなぁ。
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