HSKを通して国際中国語教師奨学金に申し込んだ話①(推薦状発行審査編)

 以前の記事でも少し話したように、中国留学には様々な奨学金があります。今回は、私が申し込んだ国際中国語教師奨学金についてのお話です。
 2024年度9月入学については既に申し込み終了していますが、今後誰かの参考になれば幸いです。

2024年度国際中国語教師奨学金 | HSK 日本で一番受けられている中国語検定 (hskj.jp)

 名前に「中国語教師」とあるものの、教師を目指す人のみならず語学や文化を勉強したい人にも門戸が開かれており非常に利用しやすい奨学金だと思います。
 なんと年齢も16歳~35歳までOKなので、社会人にもおすすめです。
 人気なのはBコース(半期)とCコース(1年間)。どちらもHSKの成績が必要です。(HSKKはコースによって不要な場合もありますが、個人的にはあるに越したことはないのかなと思います。どうせ留学行くならスピーキングも必要になりますし。)

 ここで注意したいのがHSK及びHSKKの成績をいつ取得したか、という点。
 HSK公式サイトにもあるように、9月1日を基準に2年以内に取得した成績が有効となります。私はここをよく確認していなかったため、慌ててHSKを受験しなおす羽目になりました…。
 点数や成績証明書は後々必須となりますので、余裕があるうちに受験しておきましょう。

 なお、奨学金についてはHSK事務局でオンライン説明会を行っています。無料かつカメラオフでも大丈夫ですし複数回開催されていますので、興味のある方は一度説明会に参加してみることを強くおすすめします。

 諸々の準備が完了したら、推薦状の発行をHSKに依頼します。

 HSK公式サイト内にあるエクセルに必要事項を記入のうえ、指定のメールアドレスに提出するだけ!簡単!
 ※ちなみにですが、よほどのこと(自己紹介が短すぎるとか推薦条件を満たしてないとか)がない限り、この段階で不合格になるというのはほぼ無いんじゃないかなと思います…。

 さて、ここで出てくるのが以下の選択肢。
推薦状発行のみ希望
・推薦状発行および奨学金の代行申請希望

 代行申請って?と思われる方もいるかもしれませんが、無事に推薦状を発行してもらった後、中外语言交流合作中心 (chinese.cn) で奨学金の申請を行う必要があります。HSKからの推薦状が貰えてようやくここでの申請が可能となるのです。
 代行申請にはプラス22,000円かかるのですが、申請サイトを見た感じそんなに難しい内容を書かされるわけでもなさそうなので、私の場合は推薦状のみ発行してもらうことにしました。
 ある程度中国語の内容が理解できて且つ後回し癖が無い人(ここ重要)なら推薦状発行のみの希望でも問題ないでしょう。

 以下反省点なのですが、私はせっかく推薦状を貰ったにも関わらず、平日帰宅後にパソコンを開いて申請書を作成するのが面倒すぎてだんだん後回しにしていった結果、期限ギリギリになってようやく申請完了という結果になりました。
 申請サイトでは推薦状だけでなく卒業大学の成績証明書等も必要となります。書類を郵送してもらう必要がある、申請期間中に長期休暇に入る等々自身の事情もよく考えて余裕を持って申請を!HSKも余裕を持って受験!

 間に合ってよかった~~~~!!!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?