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アンコールワット 最終日!

いよいよマニラに戻る日が来てしまいました。

全部パッケージされた旅は楽だけど、自分で飛行機取ってホテル取ってトゥクトゥク交渉して今日はどこで何を食べるか考えてって色々やった旅の方が思い出深いし人との出会いもあって面白いですね。

あちこち旅したけどシェムリアップはマイベスト5に入るくらい面白い街でした。

って!まだ旅は終わっていなかった!

この旅の目的の一つであるプレアビヒア遺跡に朝から行くのです。

プレアビヒアはシェムリアップからは車で3、4時間のタイとの国境の山の上にあるカンボジアで2つ目の世界遺産です。
(1つ目はもちろんアンコールワット遺跡群ね。)

タイが領有権を主張し、タイの軍隊とカンボジアの軍隊が戦っていたので数年前は渡航自粛勧告が出ている場所だったのですが、今は国際裁判所でカンボジアの領地だという結論が出て、比較的落ち着いているようです。

でも両軍にらみ合いを続けているのでいつどうなるかは分からないですね。

さて、朝ごはんにパクチー抜きヌードルをオーダーし、チェックアウトをして荷物をフロントに夕方まで預かって貰って出発です。

ちなみにパクチーというと誰も解ってくれなくて、クメール語ではチーというそうです。

私が食べてたヌードルは、ヌン・バン・チョック・ソムロー・クマエか、クイティウ・サイッ・チュルーク・チェン・チュラーム・ダッ・ボンキーアという料理名のようですが、クメールヌードルでいいよね!

今日の車は時間通りに来てトラブルもない様子。女性2人旅2組と男性1人、女性1人と同乗で、私をいれて7名でした。

男性はシェムリアップに住んで10ヶ月目だそうで、トゥクトゥクのだいたいの適正料金や美味しいクメール料理、シェムリアップのベストシーズンなど色んな事を教えてくれてためになりました。

プレアビヒアに行くのは何と3回目だそうです。

途中トイレ休憩に寄った場所はトイレットペーパーは無く、水と桶が置いてある方式のトイレでした。

プレアビヒアの山のふもとのトイレももちろん紙はないので持参しましょう。

今回のツアーの人たちは全員持ってきてました。旅慣れてるね。

高床式で茅葺き屋根の家と畑しかないような場所で道もがたがたなので車酔いする人は酔い止めも飲んでおいた方が良いかも。

ネズミの国のアトラクションが何時間も続く感じです。車が飛び上がったりするよ。

簡単な屋根とベンチのある場所でおにぎりとクメール料理のお弁当がでました。
日本人が作っているそうで、かぼちゃコロッケ、白身魚のフライ、豚肉の煮物、ドラゴンフルーツとバナナなどどれも美味しかったです。

お水やコーラなど、1ドルの飲み物をツアー会社がサービスするよ〜と言うので1ドルのアンコールびぁをいただきました!
一人旅3名はみんなびぁにしてたw

トイレに行きたくなると困るから半分くらいにしようと思ったのに全部飲んじゃった。

入場料10ドルを払い、4WDをチャーターするのですが、6名まで乗れて1台25ドルなので女性全員で乗って、男性はバイク(5ドル)をチャーターしました。

カンボジア人は8人以上乗ってるから外国人だけに適用のルールみたいです。
8人は軽く乗れると思うんだけどなぁ。

4WDで山道を登るのは知ってたんですが、全員室内に乗れるパジェロみたいな四駆を想像してたんですよ。

荷台です(笑)

最初はいいんだけど最後の方ものすごい急勾配になるのでしっかりつかまりましょう。

車を降りて山道を登っていくと長〜い階段の参道の途中に辿りつきます。

この下から100メートルくらい行くとタイ国境です。

ここを降りてタイ国境を見に行きました。

軍人さんとその家族が暮らしている小屋があり、鶏や犬もいます。

付近には鉄条網が張り巡らされ、地雷原注意のマークが。

2ヶ月前にも地雷を踏んでしまった人がいるそうです…

以前はベンメリアなどにもこの地雷原マークがあったそうなんですが、今は除去が進み、このマークは非常に珍しいそうです。

シェムリアップ在住の男子が初めて見た!と写真を撮ってました。プレアビヒアに3回来てもここまで来たのは初めてだそうです。

どこにもこのマークが無くなるといいですね。

ベンメリアの「ここは地雷原だったけど撤去されたよ」の看板はこんな感じ。

今度はこの参道を登ったんですけどこれがきつい!

日頃運動不足の身に堪えます。というよりもう本当に動けない…とギブアップしそうになりました。
気温は35度でしたよ。

登りきると天国への道という参道が。

昔の王様もこの道を歩いたそうです。ここも平地ではなく坂になってます。

寺院が見えてきて、また急な階段です。

でもこれ登れば絶景ポイントだよね!と思ったらこの寺院、第四寺院までありました。過酷すぎるっ

第四寺院ではお坊さんがお祈りを捧げていて、帽子と靴を脱げば中に入れます。

ガイドのダーさんが「婚活でもなんでも叶うよ!」と言ってました(笑)

で、崖の上からの絶景です!
ここ白いロープが一本あるだけなんですよ。つまづいたりしたら真っ逆さまに落ちますよね!
1年前までこのロープすら無かったそうなんですが、ロープ張ったって事は誰か落ちたの?怖い…

はじっこをひょいひょい歩いたり崖のふちに座ったりしてる人を見るだけで私もうダメ…

足元からぞわーっとして、安全な場所から恐る恐る見てました。

野焼きの煙で景色が見えにくかったのと、乾季なので草が茶色だったんですが、雨季の終わり頃がベストシーズンだそうです。

また同じ距離を歩きますが、くだりはそんなに大変じゃありません。

四駆はくだりの方が怖かったです。真っ逆さまに見えるんだけどよく車落ちないね。

帰りはシェムリアップまで4時間でした。

空港には夜8:30頃着けば良いので8時にホテルを出るとしてまだ2時間あります。

裏パブストリートの人気店、クメールキッチンでアンコールビール飲んだり…

足が死んでるのでフットマッサージに行ったり…(30分5ドル)
八重歯のすごくかわいい女の子が足マッサージしてくれた♪

朝3:30にNAIA空港にお迎えに来てくれるドライバーにお土産買ったりして、最後はブルーパンプキンでラズベリージェラートを食べました。

ホテルに戻って預けてた荷物を貰ってお礼を言って、トゥクトゥクを捕まえて空港へ。

オールドマーケットから空港へのONE WAYで5ドルでした。在住者に聞いた適正価格通り♪

ドライバーさん、娘ちゃんへの子供用の車を積んでて、狭いけどOKですか?って言ってたけどノープロブレム。

むしろ安全運転してくれそう、と思ったらやっぱり優しい運転で快適でした。

シェムリアップ空港に着いてから、私あわやフィリピンに入国が出来ない事態になりそうだったのですが、何とか乗り切り無事翌日2:30着でNAIAに到着しました。

犯罪をおかした訳じゃないよ。フィリピンルールを忘れて航空券の手配をミスってたの。

某日系航空会社の人は、その状況だったら飛行機乗せないと言ってました(汗

セブパシてきとーで良かった。
荷物の重量すら計らなかったお姉さんすごいなと思った。

洗濯してゆっくり寝たら、明日からはオケの練習がんばるぞっ

#海外旅行 #海外生活 #カンボジア #アンコールワット #プレアビヒア


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