嵐さんに伝えたいこと。すごいあるのです。その①奇跡のはじまり(ほぼチャーコ)

ちっちゃな頃に何度も手術をしたからか。
チャーコちゃんは大人になっても、
お医者さまが怖い。白衣が怖い。泣く。
なので散髪屋さんの前も怖くって通れない。遠回り…。

そんなチャーコちゃんが、足の手術をしよう！と勇気を出したのは

「また、嵐のコンサートに行ける体になりたい」

からでした。

嵐さんがデビューする前からの嵐ファン。
全国どこへでもコンサートに行ってたのだけど
だんだん歩行が困難になってきました。

あれほど怖がっていた白衣のお医者さまに
「手術しかない」と言われても
拒まず、積極的に「治したい！コンサート行きたい！」と。

その冬、そして翌年の初夏、二度に渡っての大工事的手術。その後しばらくリハビリ専門病院への転院。

たまたま入ったリハビリ専門病院は
【あなたの戻りたい生活スタイル】に合わせて独自のリハビリプログラムを組んでくださる所でした。はじめまして、の挨拶のとき、お医者さま、そしてスタッフの方全員が笑顔で

「嵐のコンサート、行きましょう！！叶えましょう！一緒に！！！」

と、力強く仰ってくださった。

それが、ホントに！術後まだ自宅にすら帰ってないのに！国立のチケットが当たっちゃったのだ！！えらいこっちゃ！チャーコちゃんの運すごいわ！！
神さま、いるねっ！！

そこからは、東京国立競技場での嵐コンサートに向けての特別リハビリ開始です！
(介助は要らない、一人で行く！というので)

スタッフさんと共に
国立競技場の観覧席の急な階段昇降練習。
病院から新大阪駅まで移動する練習。
駅の階段やエレベーター乗る練習。など。

そのリハビリとは別に
スタッフさんと私(妹)はチャコちゃんの泊まれるホテルをあちこち探す！
そもそも嵐コンの時はホテルの空きがない。ない！
しかも足の悪いチャコちゃんの泊まれるホテルはお風呂の浴槽またぎの高さの指定があるので(外泊許可の条件の一つ)

…真夏のコンサートの後、汗だくやもんね！お風呂入りたいよね！と、あちこち電話して浴槽の高さを確認する。

なかなかないわ～、、どうしよ？？ホテルがない！！
と、途方にくれていたら、空きのある安いとこみっけ！！
電話してみると「うちにはシャワーしかありませんが」と。。

えぇやん！逆に、それがいいわ！それでよかったわ！またぎ、考えなくて！！
目から鱗！！即決で予約。間に合った～♪

そして、夏。

いよいよコンサートの前日に。
病院の広間では特別に嵐の新しいCDを大音量でかけてくださり、コンサート用のスペシャルリハビリ最後のレッスンが始まった。(普段は他の患者さんもいらっしゃるので個人的なCDはかけない)

療法士さんがチャーコちゃんに
「はい～、３曲聴いたら、１曲座る～！」
「はい！大野くんがクレーンで近づいてきましたよ～。右足、一歩前！手を振る！右足、戻す
～」
など。細かく指導してくださる。
安全に、かつ足に負担のかからぬように。

そしたら！！そしたらですよ。

その横で、いつもは車椅子で眠ってばかりいる奥さんが手を振っていて！！みんなでビックリ！

車椅子の、その横に、いつも旦那さまが付いてらっしゃって。旦那さんもこんな奥さま見たことないご様子で。ビックリ。

スタッフさんが
「旦那さんにも、手を振ってあげて～！」って言うと、旦那さんを見つめて手を振り始める奥さん！

すごい！！すごい！！！
眠ってた細胞が今、起きた感じ！！！

そしたら。
いつの間にやら他の患者さんが、ひとが、広間に集まってきて。

【嵐、を応援する姉チャーコ、を応援する】コンサート会場みたいになってきて！

皆さんが、嵐の曲に合わせて
姉の手作り嵐団扇をそれぞれ振って。
踊って。。。もう私、壁際で一人号泣。。。

みんななんていい人なんだ！
みんななんていい顔してるんだ！
うわぁぁぁ～～～～ん！！

翌日。
東京に着いたら着いたで、今度は嵐を通じて仲良しになったお友だちがサポートしてくださって。

「今、到着です。会いました！」
「今、チャーコさん、池袋の階段のぼってます！私たちが守っているので大丈夫です！安心してください」

「今、ホテル、到着しました！」
「これから国立、向かいます！」

とか随時
現場から実況電話してくださって！

武道館へ向かうランナー、チャーコの。
(否、チャーコは国立へ向かっているのだが)
そのすぐ傍で黄色いハチマキして伴走してくださってるような！そのBGMにサライの空へ～♪が流れてるような！そんな光景が目に浮かび。

遠く離れた地にいる私は
なんと心強かったことか！安心したことか！
心の中でペンライトを振ってた。

お顔も見たことないお友だちだけど、本当によくよくしてくださって！感謝感激雨嵐！！
嵐仲間、最高やんか！！！
みんなみんななんていい人なんだ～～！！と。

もうダメかも～？？と思うたしりから。

嵐さんを軸にして。いろいろ起きる奇跡の数々。
そして
いい人たちとの出会い。

それは
まだまだ続いていって。。。(その②をお待ちください)

向かい風の中で　嘆いてるよりも
うまくいくことを想像すれば
いつの日か変わる時がくる

夢中に生きてたら。
いいことは起こるって。ぜったい。