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コロナ禍で求められる居場所の在り方

こんにちは、高校生カフェ広報です。

私たち高校生カフェは、カフェという新しい形で居場所を提供する学生団体です。詳しくは下の記事をご覧ください。

高校生カフェは新型コロナウイルスの感染者増加を受け、7月26日の開催を中止にしました。私たちとしても苦渋の決断になりました。
しかし、この環境下だからこそ私たちの活動が求められているのではないか、今回はそういう話になります。

コロナ禍だからこそ活動が求められる

私たちは、コロナ禍だからこそ居場所作りのような活動が求められていると考えています。新型コロナウイルスの流行で、私たちは様々な影響を受けています。
感染拡大がさらに続けば再度、小学校や中学校は再度休校になるかもしれません。そしたら学校が居場所だった子どもの居場所が失われます。

経済面での影響を受けて、困窮する学生も増えるでしょう。そうしたら下記に書くような行為を行なってしまう学生も増えるかもしれません。

当事者として思うこと

高校生カフェの運営メンバーは不登校などを多く経験している当事者たちです。私たちは様々なことで苦しむ学生を多く見ています。

中高生の望まない妊娠、パパ活、援助交際などの社会問題を当事者に対して「ああだったから」と責任を押し付けていては、問題は絶対に解決しません。
なぜそうせざるを得なかったのか、背後にある根本的な問題を解決しなければいけません。

例えば、家出を行った子どもが宿泊させてくれる大人を探す「神待ち」という行為があります。
ここで、神待ちを行なった子どもを非難しても背後にある問題が解決しない限り被害者は生まれ続けます。
子どもたちには様々な複雑な事情があり、それを助けてくれる人がどこにもいないからこそ、「悪意を持った大人がいるかもしれない」と分かっていてもSNSなどでそのような行為を行わざるを得ないのではないでしょうか。

ここで言う背後にある問題というのは、子どもが家出せざるを得ない状況であること、やむを得ずに家出をした後に安心していられる場所がないことです。
そもそも子どもが家出を決意させられるほどの環境がなければ被害は起こりません。仮に家出をしたとしても見知らぬ大人の家に宿泊せざるを得ない状況でなければ被害は起こりません。

このような追い込まれた子どもたちに対して、児童相談所や行政では対応し切れないことがあります。大人を信じることができない子どももいます。

コロナ禍により、上記に挙げるような状況に追い込まれている子どもたちがいるかもしれません。
こういう状況下だからこそ、私たちのような居場所づくりの活動が求められているのではないでしょうか。

活動の在り方を求められている

上記のようなことがあるからこそ、感染症対策を行いながら細心の注意を払い活動を継続するべきだと私たちは考えます。

こういう環境下だからこそ、コロナだからこそ出来ることを、やれることを模索し続け、活動を継続することが「居場所づくり」の在り方だと私たちは考えます。



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