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現役就活生が教える、「就活までにこれ必要?」6選

こんにちは。高校5年生です。

今回は24卒・25卒の就活生の皆さんに向け、就活までに経験しておくと役立つこと、経験していなくても問題ないことに関してお話ししていきます。あくまで私の体験に基づく内容であることをご了承くださいませ。

まず、経験しておくと役立つことから。これは「ほぼ必ず経験しておくべき」と「余裕があれば経験しておくと便利」の2種類に分かれます。

「ほぼ必ず経験しておくべき」だと私が思うのは、以下の3点です。

1. アルバイト
2. 大学の勉強
3. 企業の説明会やインターンシップ

はじめに「1.アルバイト」。これは長期であれ短期であれ、経験しておいて損はありません。なぜならエントリーシート・履歴書にアルバイト経験を問う設問がある企業がとても多いからです。1度も経験していないと書くことがなく、「代わりに君は何をしてきたの?」ということを面接でかなり訊かれると思います。
個人的には「学生は勉強が本分だから、全員が全員アルバイトしている前提なのはちょっと……」と感じますが、研究や起業などアルバイトしなかった理由として話せるものがない方は、何であれアルバイトを経験されておくのをおすすめします。

「2.大学の勉強」は「学生なんだから当たり前じゃないか?!」という感じですよね。そう思った方は問題ありません。これを入れた理由は、エントリーシートや面接で「あなたが学生時代、力を入れて学んだことは?」と訊かれ、「学んだこと?えっと……必修科目は取ったけど別に好きでやってたわけじゃないし、何学んだかも忘れたし……」だと困るからです。全部の勉強に力を入れなくとも、印象に残った授業や好きな科目の内容はある程度覚えておき、話せるようにしておくのがおすすめです。

「3.企業の説明会やインターンシップ」は、私が面接で「説明会来てないの?何で?」と訊かれて困った体験から書きました。面接でいくら「御社を志望しています!」と叫んでも、説明会やインターンシップに出ていないと本気度を疑われてしまうことを学びました。逆にそれほど志望度が高い企業さんでなくても、説明会やインターンシップに出席していると「志望度が高いです」と言っていないのに、面接官の方が「志望度が高いんだな」と判断してくださいます。そう思っていただける分には良いですよね。
そのため、「もしかしたらこの企業さん、選考受けるかも」と思ったら時間とお金の許す限り、参加することをおすすめします。

「余裕があれば経験しておくと便利」だと私が思うのは、以下の3点です。

1. 大学の委員会活動
2. 大学のクラス委員
3. TOEIC受検
4. 大学のサークル活動
5. 観光大使、親善大使
6. ボランティア活動

はじめに、「1.大学の委員会活動」。これは予定を合わせたり、少なからず知力・体力を使ったりと大変なところもありますが、メリットも多いです。
1つ目は決まった予定がないとダラダラ過ごしてしまう日中の時間帯を有効に使えることです。学生生活にメリハリが生まれます。
2つ目は、サークルや部活動に比べて人付き合いが少ないことです。学生主体で運営するそれらと違って、大学公式の委員会は大学職員さんの指示のもと動くことが多いです。そのため、指示を受けてその通り行動していれば満点なのです。委員会によりますが、個人活動が多い委員会や所属するメンバーの学部学科がバラバラである委員会は、比較的学生同士の交流が少ないです。友達や知り合いを増やしたい方はサークルを、私のようになるべく活動上のやり取りだけしていたい方は委員会をおすすめします。
3つ目は就職活動の際のアピールになることです。きちんと説明しなければ伝わりづらい場合もありますが、大学公式の委員会は学校行事・仕組みの根幹に関わる場合が多々あり、「大きな行事を動かしました!」「困難な取り組みを乗り越えました!」とアピールする材料になります。もちろん、きちんと参加して実際に取り組んでいなければアピールできませんが、他の学生さんと被らないアピールが欲しい方にはピッタリです。

「2.大学のクラス委員」は大学によってあるところとないところがあるかもしれません。私が通う大学では学期ごとに運営委員会みたいな会議が開かれ、1クラス2名選出されたクラス委員が、クラスの学生の意見を出すという名目のもと、集まっていました。実際には意見を交わすことはほぼなく、話を聴いて解散という形でしたが。
これも就職活動のアピールに使えるかもしれません。私はほとんど使ったことがありませんが、サークルや部活動に入っていなくて「学生時代に務めた役職」を訊かれても答えることがない!という方は、1つ言えるものを持っておくという意味で良いと思います。活動はそれほど難しいものではありません。

「3.TOEIC受検」は必須ではないものの、時間があればチャレンジしておきましょう。と言っても私は「就職でTOEICは必須だ!」と言われているほど、必須ではないような気がしました。
最初、就職活動を始めたばかりの頃に「企業はTOEICの点数を選考で見ている!これからは英語力は必須!」とよく言われていました。そこで私は大学1年生のときにTOEICを勉強し、エントリーシートに書ける点数(書いても恥ずかしくないはずの点数)を取得しました。
しかし蓋を開けてみると、私が受けた企業だけかもしれませんが、TOEICについて訊かれることはありませんでした。スコアを書かせる企業もあるにはあるものの、少数です。持っていれば「資格欄」に書くことが増える、くらいです。TOEICのスコアを求める企業は、想像していたよりもはるかに少なかったです。
とは言えあって困るものではなく、TOEICスコアの欄を設けている企業もありますので、取得できる方は取っておくと良いです。

続いて、「4.大学のサークル活動」。挙げた理由は「1.大学の委員会活動」。とほぼ同じです。大学の委員会活動と違うメリットとしては、学生主体で動くので大人の干渉が少ないことと、委員会よりも遊び、楽しみの側面が強いことです。当然その分、自分を律したり責任を負ったりする部分は多くなります。大学の委員会だと活動費がほぼ全て大学から出ていたものが、サークルだと全て自己負担ということもあります。だからこそ自由だったり、先輩後輩と仲良くなりやすかったりするので、メリット・デメリットをよく見極めたいところです。

さらに、「5.観光大使、親善大使」。あまり聞いたことがない方もいるでしょう。市町村によっては1年に1度、2年に1度、3年に1度と期間を決めて、観光大使や親善大使が選出されています。「ミス○○」「○○娘」と名前がついているものもありますが、最近は男性も就任できるよう、「○○大使」と名づけられているものが目立ちますね。条件や仕事内容は本当にそれぞれなので一概に言えることはないのですが、それを踏まえて読んでくださいませ。
こういった役職は比較的若い方が選ばれることが多く、女性が多いです。最近はミスコンが批判されているので応募要項に性別が書かれていない場合がありますが、それでも女性の応募者が多いです。私はそれほど有名ではありませんが、大学時代の2年間、地元でこうした役職を務めさせていただいたことがあります。応募したときは「大学生のうちしかできないことだから挑戦してみたい」といった気持ちだったのですが、実際に選んでいただき活動すると、日頃お会いできない方にお会いしたり、一般人が体験しないようなことを経験させていただいたりとすごく楽しく活動できました。選考がありますし、人前に立つのが好きではない方にはおすすめできませんが、お住まいの地域やふるさとで募集されている際にはぜひ、応募してみてくださいませ。
就職面接で話すと興味を持って掘り下げてくださる面接官の方が多かったので、経験したことは後々良い話の種になると思います。

最後に、「6.ボランティア活動」です。私はそんなにたくさんのボランティアに参加したわけではありませんが、コロナ禍前に参加させていただいたものはすごく良い思い出になりました。継続していらっしゃる方はもっと色んな経験をされてエピソードが豊富でしょうから、就活のアピールにもなり得ると思います。アピールに使わなくても、ボランティアに一緒に参加した方とお話ししたことや、力を合わせて最後まで取り組んだことは一生忘れない思い出になります。

いかがでしたか?
「就活に向けて何かやりたいけど、何したら良いか分からない」という皆さんのお役に立てましたら幸いです。

以上、『現役就活生が教える、「就活までにこれ必要?」6選』でした。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

また次の投稿でお会いしましょう!