今週の「ひと」人間力を探求し続ける経営
こんにちは!山田廣輝です。
今週の「ひと」日本を代表する経営者、稲盛和夫さん。
稲盛さんは、かの有名な京セラ、KDDIの創業者であり、JALを立て直したことでも知られています。
僕も稲盛さんの書籍、「生き方」を読んだことがあります。
稲盛さんが大切にしてきた考え方、価値観が盛り込まれている本で、個人的には凄く気に入っています。いかんせん、難しいことは書いてなく、人として正しく生きることについて説いています。
今日は日本を代表する経営者から学びます。
◆動機善なりや、私心なかりしか。
稲盛さんは何か物事を始める時に、この言葉を浮かべるそうです。
常に利他の心をもって仕事する。自分のためではなく、世のため人のためになる仕事をすることで、自分も豊かになっていく。
この考え方に稲盛さんの経営人生が詰まっていると感じます。
KDDIを立ち上げる時も、この言葉を思い浮かべたと本に書いていたような。
世の中をよくしようとする仕事が自分に結局帰ってくる。
◆生き方
「いまの若い人たちの中に、自分が望んでいる道を選ぶことができなかった人がいたとしても、いまある目の前の仕事に脇目も振らず、全身全霊を懸けることによって、必ずや新しい世界が展開していくことを理解してほしいですね。ですから、不平不満を漏らさず、いま自分がやらなければならない仕事に一所懸命打ち込んでいただきたい。それが人生を輝かしいものにしていく唯一の方法と言っても過言ではありません」
やりたい仕事、やりたくない仕事で仕事を選びたくなります。特に新人の時はなんでこんな仕事もしなければいけないのか、何につながっているかわからない。
そんなことも僕も経験あります。
稲盛さんに言わせると、それでも一生懸命やる。目の前の仕事をやり切る。僕がこの言葉に触れた時、自分の仕事の仕方を見直しました。
やりたくない仕事の時は態度に出ていたり、、、(わかりやすいといわれます(笑))
地味なことの積み重ねが大きな成果を作る土台になる。その地味で誰もやりたくないことにどれだけこだわれるかで、自分が磨かれていくと感じました。継続は力なり。経営者の方の考え方に触れると、失敗というのはやめたから失敗になる、やりつづけたら、それはプロセス。という考え方が一緒だなと感じます。
今は「石の上にも三年」まず3年はやろうと言われつつも、転職が当たり前の時代。どんな環境に行っても、自分の仕事、今あることに真剣に取り組む。その一つ一つを大事に継続。
常に〝自分がよくなりたい〟という思いを本能として持っていますけれども、やはり利他の心、皆を幸せにしてあげたいということを強く自分に意識して、それを心の中に描いて生きていくことです
人のことを思いやり、目の前の仕事に一生懸命にやること。
つべこべ言わずにまずやる!
正しく生きる。誰でもやれることをとことん、突き詰めた稲盛さんからの学びでした。
ではまた!
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