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福祉とお寺

はじめまして。
寺院と福祉の関わりについて研究をしている大学院生です。

寺院は、かつては社会的弱者の救済といった福祉的な役割を果たしていたという歴史があるため、少子高齢化・核家族化・コミュニティの希薄化が問題視されている現代において、福祉的な活動の一翼を寺院が担っていくことができるのではないかというのが自分の研究です。

寺院は「寺子屋」や「駆け込み寺」など、時代によって様々な役割を担っていましたが、現代の寺院は葬儀や法要しか行なっておらず、その状況は「葬式仏教」と揶揄されています。
さらに、若者がお寺に行くという機会は減り、生活者の「寺離れ」も進んでいます。

そんな中、都内を中心とした寺院では、寺院の敷居を低くするため、様々な先駆的な活動を行っているところが数多く見られています。
例えば、お寺でカフェを開いたり、音楽ライブやヨガ教室を行ったりといった活動が注目されていますね。

自分の研究では、その中で「お寺の高齢者サロン」のような福祉的な活動を行なっている寺院に焦点を当てていますが、地域寺院の活動の多様化はとても面白いと感じています。
今後寺院の役割はどのように変化していくのでしょうか?

noteの投稿を通じて、現代の寺院の役割についてのヒントを少しでも得ることができればと考えています。
考えていることの記録や、研究に関わるお寺と福祉についての投稿が主になると思いますが、少しでも興味を持っていただけた方はフォローやスキを貰えると嬉しいです。
よろしくお願いします。

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