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平成生まれが母の影響で好きになった80年代洋楽とりあえず6曲

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今回は母親が車の中で頻繁に聴くことで洗脳されるかの如く、主に小学生から中学生の辺りに好きになっていった80年代洋楽の曲を幾つか紹介します。

①David Bowie「Loving The Alien」(1984)

母が所有し、車の中でよく流していたアルバムの一つがデヴィッド・ボウイの「トゥナイト」。「ボウイは70年代で終わった」だの80年代の「レッツダンス」以降のボウイを好意的に見る方は余り少ないからか、評価を見ると散々な言われようのアルバムですが自分にとって初めて彼の存在を知ったのはこのアルバムであり、1曲目に収録されたこの曲のSF映画を音で聴いてるような大きなスケールを感じるドラマティックな展開に、絵画のようなジャケット含め小学生の自分はちょっとした感銘を受けたのでした。

②Cyndi Lauper 「Change Of Heart」(1986)

ボウイと共に同時期に車の中で流れていた記憶が有るのがシンディ・ローパーの大ヒットアルバム「トゥルー・カラーズ」(ジャケ裏の新聞紙?で出来たスカートを見て面白いおばさんが居るなと当時思ってました)。勿論表題曲も聴いたのですが、母は毎回車で聴く度に1曲目から再生する癖みたいなものが有ったので上記のボウイの「Loving The Alien」同様その1曲目に収録されていたこの曲を何度も聴くことになっていたのでした。改めて聴くとドラムの音がパワー・ステーションの影響を感じるゴリゴリなMid80sという感じでこの時代らしく、強い意志を感じるシンディの歌にもマッチしていますね。

③Jody Watley「Everything」(1989)

80年代のR&B(ブラック・コンテンポラリー)のバラードが収録された上記のアルバムで頻繁に母が聴いていたのが元・シャラマーのジョディ・ワトリーによるこの曲。ロマンティックなドラマや映画のエンディングに採用されても違和感のない(綺麗なメロディの)曲だな~と子供ながら何となく思った記憶が有ります。間奏のサックスソロがまた良い雰囲気を醸し出してるんですよね。

※ここからの3曲は下記のオムニバスアルバムに収録曲からのチョイスです。


④Tears For Fears「Shout」(1985)


母がリアルタイムで観たこのスズキのCM(すぐ上の動画では1:00以降から)で知ったという曲。小中学生の時は余り良さが分からなかった曲で、なんで母が頻繁にこればかり聴いているのか疑問だったのですが、少し経った高校生辺りの頃、改めてこの曲をイヤホンで聴いてみると派手なアレンジが施されているわけではないのに得体の知れない「歌と音の力強さ」を感じ、もしかしたらこれは凄い曲なのかもしれない・・と思うようになりました。

⑤Falco 「Rock Me Amadeus」(1985)

アマデウス(=モーツァルト)の生涯をラップで歌った曲。ラップ(ヒップホップ)はアメリカの黒人や一部日本人がやるイメージをなんとなく子供ながら持っていたのですが、このファルコは白人、しかも英語圏ではなくオーストリア出身で英語だけでなくドイツ語のラップを披露する超異色の存在。カルチャーショックは不可避で、言葉こそ分からないものの英語とは違う独特のドイツ語の響きが何より新鮮でしたし、時によっては一人デタラメドイツ語でものまねをしてました(笑)。

⑥Stacey Q 「 Two Of Hearts」(1986)

母はマドンナみたいなちょっと甘めの声質の女性シンガーが好きらしく、まさにそんな声の持ち主であるステーシーQのこの曲もヘビーローテーションでした。凄くずば抜けた名曲、というわけではないと思うのですが、サビでも登場する「 I need you」というフレーズを加工したイントロの「I-I-I-I-I-I need, I need you」、シンディの曲同様この時代らしいドラムやキーボードとなんか癖になる魅力が散りばめられた曲だと思います。

またこのシリーズやります(多分)。

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