見出し画像

学生アルバイトの採用を始めた理由

こんにちは。税理士法人ともに代表社員税理士の入江康二です。いつも当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

本日は「学生アルバイトの採用を始めた理由」をお話します。

会計事務所で学生アルバイトを積極的に採用している事務所は聞いたことがありません。なぜなら大学生は長くて4年間しか仕事ができないからです。せっかく仕事を教えても2~3年で辞められたら・・という考えがあるので、普通の会計事務所は好まないのでしょう。

当法人も最初は同様の考えが色濃く、学生アルバイトの採用に積極的ではありませんでした。考えが変わるきっかけになったのは、私以外の面接担当者が「面白そう」という理由で、HPにも記載されている佐藤祐哉君を採用したことです。

私を含めた他のメンバーは「何故採用?」「明るいから軽作業に徹してもらって事務所の雰囲気が良くなったらラッキー」なんて考えていたのですが・・・蓋を開けてみると仕事に対する姿勢が非常に真摯、呑みこみもとてつもなく早い、若くて勉強慣れしているということもあるので非常に優秀、そもそも当法人は未経験者でもすぐに即戦力化するので2~3年仕事をしてもらえたら十分、という色々な要素が合致しました。先の記事でも触れたとおり、やはりこれも色々な人が仕事をしているからこそ彼を採用できたのだと思います(私しか面接しなければ祐哉君は採用できなかった)。

大学生を採用して良かったのは優秀な戦力になるだけでなく、新しい価値観を組織の中に生み出してくれることもあります。若い彼らがフラットな目線で彼らの考えを伝えてくれる。これは想像以上に大きなプラス材料です。私が子供の頃、家庭で黒電話を使っていたときにスマホがここまで普及するなんて想像もつきませんでした。彼らはまさに、これからの日本の未来を担っていくわけで、そのような彼らの旬を感じることができるわけです。

「変化を恐れず多様な価値観を大切にし、色々な意見を聞きながら組織運営します」耳障りのいい言葉で、言うだけなら簡単です。
しかし、実行は非常に難しいと、100%とは言わずとも80%以上はやれている私たちだから言い切れます。これをある程度実践できていることが組織成長継続の大きな理由の一つでしょう。これからもポテンシャルの高い大学生のアルバイトをどんどん採用していきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?