断章　2023/12/10

男女の間に友情なんて存在し得ない。
だからそれぞれに神様はパートナーをあてがう。
独りのままの私はいつも欲目が出て失敗する。
神様がパートナーをあてがい損ねた失敗品だからだ。
だからといって何かを呪う気にもなれない。
失敗作ゆえに罪を犯して地獄落ちか。
ベルゼブブの悪戯か？

私は仏教徒だが、キリスト教徒から見たらたぶん、
原罪にくわえて劫罰まで負って救いがないと見えるだろう。
そういえば泳ぐたいやきくんのお腹のあんこは、たぶん原罪のことをいっているのか？
私など逃げ出したたいやきくん以下で浮上しない深海魚みたいなものだ。
救いようがない。

こうやって、裏をとって自分自身を落とすところまで落として、何かひとつぐらい良いところが出てこないかやってみる。背理法をあてがっても難しい。結論としてはクロになる。出来損ないってわけだ。理不尽だけどしょうがない。

精神障害を負うということは（健常者の中で傍若無人な振る舞いをする人々の犠牲としてストレスを負わされた結末なのだが）、結局自嘲的に見て出来損ない同士が娶される事になる。健常者の経験・目も持ち合わせているから悔しさもある。どう折り合いをつける？ひたすら無念。

あの子が人の子の親になった年数と、全然関わりのない幼なじみの私自身が統合失調症にかかった年数が被る。そうでなくても、あの子は私の生い立ち（今でいうHSP？）を見て偏見を持っていただろうから結ばれるはずもなかった。人間社会は恐ろしい。マイノリティが弾かれるから。今は昔より遙かにいい。

2023/12/10　ここまで