影響されやすい僕、スティーブ・ジョブズに憧れる僕、どこへも辿り着かない僕😭
「すぐ影響されるね」と言われて24年
「あれ面白そう!」そんな好奇心旺盛な僕は、ちょっと興味をそそられたものに影響されて行動してきました。
その結果、ある程度何でもできる、何でも知ってる、博識で有能な人間に育ちました。(あえて馬鹿馬鹿しく言ってます)
はい。そんな博識で有能な僕は、今、悩みまくり、ブレブレの状態で困っています。
自分が何をしていれば楽しいのか。どんな人生を歩みたいのか。人並み以上にブレる僕は、人並み以上に苦しんでいます。
「無限の可能性」
「君はなんでもできる!」
と言われ続けて24年
僕の家族を否定するつもりはありません。
すばらしい人々に囲まれて育ってきたと思います。ですが、自分と向き合う時間を大切にはしてくれませんでした。
特に、母の影響力が大きかったように思います。母は父親に抑圧されて育ち、ありのままの自分を見つめる機会なく育ち、悩みながら生きています。
その反動からか、子供には自由に育って欲しいと思っていたのだと思います。「航はなんでもできる」「航には無限の可能性がある」と言い続けてくれています。
しかし、無限の可能性を追い求めることは、良いようにも悪いようにも働きます。
自分の可能性を信じることは大切ですが、何もかもを求め、「もっともっと」の人生を歩むことは、目の前の喜びを見失うことにつながる。
そんな両面性をもっと早く知っておきたかった。そして、母や、他の家族にも知って欲しい。
でも、今は言えません。母とは人生最大の大喧嘩中で、口を効かなくなって3ヶ月。
反抗期のなかった僕は、まだ話しかける気はありません😓
スティーブ・ジョブズに憧れて
僕がAppleの大ファンなのは、僕の記事を今までに読まれたことのある人はご存知だと思います。そして中でも創業者のスティーブ・ジョブズは、僕の憧れの人です。
僕は、彼の集中する力に憧れています。数少ないものを、とことん極める。
でも、憧れるのは、僕にその力がないからです。
自分にないけれど、どうしてもその力を手にしたい。生まれ持ってできるタイプの人間じゃないから、できるようになりたい。だから僕は彼に憧れる。
どこへも辿り着かない僕
僕がそう思う理由は、今でも、何かを極める勇気が湧いてこないから。まだ、僕には決断と勇気がない。
決断したい。少ない選択肢に腰を据え、他のものにノーと言いたい。そして、その少ない選択肢を極めていきたい。
そして、僕にとっての選択肢とは、こんな感じだと思う。
パートナーとの関係
家族
そして、映像制作。
パートナーも出会ってもう5年半。同棲を始めてもう数年。この人以外に考えられないし、他に目移りも一切しない。
家族。自分の家族も、パートナーの家族も、僕にとってはかけがえのない人々。
そして映像制作。ここが問題。まだ心が決まっていない気がします。
でも、この前見た「フェイブルマンズ」というスピルバーグの映画を通して気付いたことがあります。
僕はずっと、ずっと、映像を作ってきました。
中学・高校・大学とずっと、ずっと映像に惹かれて、映像に想いを乗せてきました。
なのにどうしてまだ悩んでいるんでしょうか。
おそらく、今まで自分の納得いく映像を作ることも、人にアピールすることも、もっと上手くなるための健全な努力もしてこなかったから。
映像制作へ思いが強いからこそ、完璧のものができない自分を認められず、努力からずっと逃げてきました。
でも、逃げたくなるほどに怖いものが、映像制作のほかにあるんでしょうか。
それに気づけば、僕の人生はもっとクリアなものになるんでしょうか。
「逃げ続けるものが本当の自分じゃないか」
皆さんの人生の振り返りの何かお役に立てば幸いです。
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