【紅玄の日記】うろ覚え昔話執筆選手権 2024/05/25
日本の有名な昔話を記憶を頼りに書きます。
こんにちは、紅玄です。
突然ですが
皆さんは、昔話を読んだ事がありますか?
日本昔ばなし、グリム童話といった
有名な昔話のシリーズがありますが…
物語を隅々まで脳内に保管しているなんて
禁書目録《インデックス》以外
誰にも真似できるわけがないですよね?
10万3000冊の昔話はあっても
記憶があるのはごくごく一部
でも、そのごく一部の昔話も
ちゃんと覚えているか?
なので、己の記憶力を試す企画を考えました
題して…
開催します!!!
〜開催者〜
〜挑戦者〜
〜企画者〜
〜ルール〜
さあ、雑にルールを決めた所で始めます!
〜執筆する昔話を決める〜
今回は、どんな昔話があるのか探したうえで
知ってるけど話を完全には覚えていない
昔話を10個ピックアップし
それをルーレットアプリに打ち込んで決めます
そしてコチラがピックアップした10個の昔話です
全然、学がないので
内容そこそこ知ってる日本の昔話が
10個に満たなかったので、少し童話も入れてます
よっしゃ!回すぞ〜
ドゥルルルルル…
かぐや姫に決定しました、書くぞ!
〜執筆〜
昔々、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ竹狩りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おじいさんが山で竹狩りをしていると、ピッカピカに光る竹が1つありました。その竹を切ると、中にはちっちぇ女の子がいました。おじいさんは小さい女の子を連れ帰りました。
おばあさんは、おじいさんが見知らぬ小さな女の子を連れ帰って来たことに、最初は非常に動揺しましたが、事情を聞いて、おじいさんと2人で育てることにしました。
少女はスクスクと育ち、美しい女性へと成長しました。その美しさから、おじいさんとおばあさんは『かぐや姫』と名付けました。
やがて、その美しさから多くの貢物やスパチャがあり、おじいさんとおばあさんは裕福になりました。おじいさんとおばあさんは、かぐや姫に感謝しかありません。
ある日、かぐや姫に求婚する男が現れました。こんな美しい女性に求婚が来ないわけが無い。次々と結婚を求める男たちが現れ5人と男達が、かぐや姫と人生を共にしたいと言いました。
かぐや姫は『私が指定する物を持ってきたら結婚してあげる』と言い、下記の物を持ってくるように指定しました。
・火鼠の皮絹
・蓬莱の玉の枝
・オリハルコン
・ソウルメタル
・バシリスクの骨
男達は早速、言われたものを集めに行きましたが全然見つからないし、偽物を持ってきたり、適性がなくて持ち上げられなかったりして誰もかぐや姫と結婚する事は叶いませんでした。
ある日、かぐや姫はとても悲しそうな顔をしていました。ぴえん。どうしたのと気になったおじいさんとおばあさんはかぐや姫に聞きます。
するとかぐや姫は言います。
『私は月の人間です。何故、この地に降り立ったのか、それは私は月で罪を犯したからだそうです。いや、私自身は犯してないです。私の親が犯したのです』
そしてかぐや姫は続けます。
『赤子であった私は責任を取らされる事になりました。それは大人になるまで、下界に追放すること。おふたりが大事に育ててくれたので、私は無事大人になりました。しかし、故に月から使者が参ります。私は月に帰らねばなりません。』
おじいさんとおばあさんは、なんと無責任な、この子に罪は無いと考えました。そして即座に自衛軍を組織し、厳戒な警戒態勢で月人の襲撃に備えました。
月人は1週間後にやって来るとのこと。美しきかぐや姫を守ろうと、言伝に人々は協力し、月の使者との闘いに備えました。
決戦の日…
遂に月の使者が現れた。彼等は罪なきかぐや姫に責任を取らせる悪辣非道の者ども。我々は、この罪なきかぐや姫を護るべく、遂に攻撃を開始する。
闘いは、人間勢力が有利に進めていた。一斉砲撃で月の使者への攻撃を手を緩めることなく続けた。しかし、月の使者達を殺傷するには至らず、徐々に押されつつあった。
そして、月の使者が繰り出す妖術によって、人間達は為す術なく、動きを封じられ、かぐや姫を連れていかれた。
『その子が何をしたというのじゃ、その子は生まれただけで何故罪を背負わせたのじゃ、都合がよくなったら勝手に連れ帰るのか、月の民というのは何故こうも身勝手なのじゃ』
おじいさんは言う。しかし月の使者は何も言わない。目的を達すればただ引き上げるのみ。月の使者には、人間の意見など甚だどうでもいいのだ。
『待ってください、いきます。いきますから、少しだけ話をさせてください』
かぐや姫はそう言って、おじいさんとおばあさんに語りかけた。
『今まで大切に育ててくれてありがとう。私は心の底から感謝しています。しかし、月の民というのは常軌を逸した生き物です。人間では太刀打ちできません。貴方達にこれを差し上げます。貴方達の優しい心は忘れません…』
かぐや姫はおじいさんとおばあさんに、ある薬を渡していきました。それは『永遠の命』を得られる薬である。
『これはもう私には必要ないもの…私は確かに罪を背負う必要があります…さようなら…』
かぐや姫は行ってしまいました。
おじいさんは言いました、あの子に罪は一切ない筈だ、と。おそらく、この薬が月の民にとっては何らかの禁忌だったのだろうか。しかし、何がともあれ、何も知らぬあの子が罪を被る必要などない。
なあ、私と共にかぐや姫を奪い返さぬか。私はあの子の幸せが月にあるとは思わない。その為なら私は命をかける覚悟がある。皆、付いてこぬか?
人間達の総力をあげた、かぐや姫の奪還作戦が今始まろうとしていた…
続く…
〜総括〜
まあまあ、かなり原作に近い感じに書けたんじゃないですかね?再現率は100パーセントに近い感じがします。私の記憶力も大したものですね!
では、結果は大成功ということで!
また次回お会いしましょう
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