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サービスに馴染ませたメディア設計

ネイル情報サービス「ネイルブック」ではサービス内で「ネイルブック特集」というメディアを運営しています。

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ネイルブック特集の意義

ネイルブックはネイリストがネイルデザインを投稿するユーザ投稿型(UGC)サービスです。

UGCサービスが成長するためには、ユーザが積極的に投稿することに加えて、投稿されたデータを活用し、いかに付加価値のある二次情報を作り出せるかどうかがポイントです。

例えばネイルブックの人気コンテンツであるネイルデザインやネイリストのランキング人気を見えるようにした二次情報になります。

「ネイルブック特集」はネイルデザインのタイムラインを追いかけるだけでは、わかりづらい流行、トレンドを目に見える形に加工したものです。

流行感度の高い編集者がネイルブックの投稿を日々観察しながら、デザインをピックアップし、「トレンド情報」を記事という形で具現化させています。

サービスの端っこにあるデザインまとめ記事ではなく、メディアとしてのブランディングも進めたことで、ネイルブック特集に掲載されることが「雑誌に掲載されたような特別なこと」のように感じてもらえるようになり、ネイリストのロイヤリティ向上にも貢献しています。

ネイルブック特集の効果

ネイルブック特集では記事を公開すると1か月間で平均80予約程度発生しています。

ある1週間の予約発生状況

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ここで特徴的なのは、記事に掲載されたネイルサロンだけではなく、他のサロンの予約にもつながっていることです。

トレンドを紹介した記事に触れることで「こんなネイルしたい!」という欲求が刺激されたためと考えられます。

ネイルブック特集の変遷

しかし、最初からコンバージョンされるメディアというわけではありませんでした。

立ち上げ当初はネイルデザインのまとめ記事を中心としたキュレーションサイトのような位置づけで、トラフィックを集めるためにSEOを狙っていました。その後、いくつかのピボットを繰り返し、サービスと融合してくるにつれ、コンバージョンできるメディアになっていきました。

メディアの変遷

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このように、名称も含めてネイルブック本体に同化されていくにつれ、予約に結びつきやすくなってきています。


ネイルブック特集、まだまだ進化中なので、いずれまたご紹介できればと思います。

ネイルブックの採用情報

各ポジション、積極採用中!


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