初挑戦

AJCクリエイターズコンテスト

AJCクリエイターズコンテストは２０２４年で開催１７回目のコンテストです。

ＡＪＣとは「アーツジャパンクラフト」の略称です。
（中略）
私たちは「人間にしかできないこと」をＡＪＣクリエイターズの真髄とし、「手仕事の実現力」「人の心を動かすストーリー」と「ひらめき・発想のおもしろさ」の３点を重視しています。
AJCクリエイターズコンテストは、これからの時代の手仕事の可能性を表現・発信していく場として、ＡＪＣクリエイターズが創り出すArts Japan Crafts作品を通して、手仕事のすばらしさを感じていただくとともに、その可能性を追求していきます。

AJCクリエイターズコンテストホームページより

参加するためにはまずエントリーをします。
制作テーマはありません。
１１部門あり、部門ごとにサイズなど規定があります。
１次審査があり、写真審査です。
通過作品は東京都美術館にて展示後、本審査が行われます。

初挑戦

私は今年、初挑戦し１次審査を無事に通過できました。
通知をいただいのは２月下旬。
この時点で東京都美術館に展示していただけることが確定。
ただし、賞はまだ確定されていません。

各賞発表は3月26日
受賞作品展は2024年3月26日～30日
１次審査通知をもらってから１か月間は気もそぞろ。
ふわふわした１か月を送った気がします。

結果

応募作品は『境』
ビーズ織りで制作したアクセサリーです。
結果は「入選」

撮影許可をもらっています

はじめは入選なら作品展を観に行くつもりはありませんでした。
でも家族が「初めてだから結果がどうであれ観に行こう！」って言ってくれたので行くことにしました。

会場にて

３月３０日
最終日に観に行きました。

会場の様子(許可をいただき撮影)

率直な感想は「観に行って良かった」です。
賞云々はではなく、展示の様子や皆さんの作品を観ることが出来て刺激になりました。
SNSでちらちらと会場の様子を見ていたものの、やはり実際に足を運ぶと印象が違います。

印象

自分の作品を会場でみた第一声は
「小さい」
自宅で見てる時はそう感じなかったのに、あの場所ではとても小さく感じました。
会場にのまれちゃってる。
これは次回の課題です。

別世界だと思っていた場所。
応募するには実力が足りていないのではと不安に思っていました。
でも実際立ってみたら、同じ土俵に上がれていると実感。(自惚れかもしれませんが…)
１次審査を通過したのだから当然なのですが、見てみるまではわからないというのが本音。

画像越しではなく、実際に会場に足を運んだから得られた感想です。
そして自分に足りないものを感じられたのが大きな収穫。
うまく言語化は出来ないのですが実際に観たからこそわかる事。
本当に行って良かったと思いました。

あとがき

昨年から展示作品を作り始めて、ついにAJCに応募。
ビーズアクセサリーを作り続けてきたけれど、コンテストは無縁だと思っていました。
「自分には応募できるような大作は出来ない」と思っていたから。

なのに応募したのはお友達の作家さんの後押しがあったから。
お話ししているうちに「私にも出来るかも」って思わせてくれたから。
錯覚だったとしても、やる気に火をつけてくれたことに感謝しかありません。

『境』の制作話は前回書きました。
怒涛の２月前半の様子です。

今回、コンテストに参加して思ったことは
「みんなのおかげでここに来ることが出来た」です。
参加、制作、鑑賞、どれも自分一人だったら実現しなかった。
家族や友人のおかげで今の私がいるって改めて思いました。
本当にありがとうございます！

次回は一つでも上の賞をという目標が出来ました。
最大の目標「個展」にも向けて、これからも制作に励んでいきます！！