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考えたこと

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そのとき考えたことを書き残しておきます。
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#詩

下から見る雨粒

いつもの帰り道。雨がそぼそぼ降りはじめたけれど傘はなくってそのまま下を向きながら歩いてい…

織部 行
2年前
8

満月だから

今日は満月だからなんてことはないけれど満月だからいろいろ許してしまう。猫に会えたのも満月…

織部 行
3年前
16

下を見ないと見えない光

空を見ようとか月が綺麗とか上を向くことばかり綺麗なことだと思われるけれど下を見ないと見え…

織部 行
3年前
9

季節のあいだ

今日が過ぎたらどんどん春に向かってしまう。日に日に季節は進んでいくけれどそのあいだが好き…

織部 行
3年前
4

みえている本当

目に映るものが本当じゃなくて写真に写っているものが本当だと思うことを経験する。はっきりじ…

織部 行
3年前
6

真夜中

いろいろな言葉に魅力を感じるけれどその中でも魅力的なひとつが真夜中。真夜中がどの時間を指…

織部 行
3年前
6

夜の中でのはなし

冬は夜が来るのが早い。今日は日差しがきれいだなあなんて思って、コーヒーを淹れて本を読みはじめて、飽きたらラジオを聴いてたりごろごろと違う本を手にとったりテレビを見たり映画を途中まで見たりしているうちにもう日は落ちていて夜になっている。 1日の半分は夜で、ということは人生のうちの半分は夜ということだった。でも眠る時間も夜だから、昼に比べて夜の時間は少ない。 あたりまえなんだけれどそれほど自覚したことのないことで、不思議なことのように思えた。

ぼうっとしてるから果てしない

ぼうっとしてると果てしない。いつまでもいつまでも続く時間とその中にある行為は認識できない…

織部 行
3年前
7

気分次第

気分次第で綺麗だし綺麗じゃないし、辛いけど辛くないし、幸せなのに幸せじゃない。

織部 行
3年前
4

街灯と月は選べない

街灯も月も綺麗だと思う。光っているものは等しく綺麗だと思うけれど、人によって感じ方は違う…

織部 行
3年前
4

はっきりしたりしなかったり

ぼやぼやしているのは起こることとやることがその場にぐちゃぐちゃになっているからで、整理す…

織部 行
3年前
2

どれもこれも運

人生に一番必要なのはユーモアで、生真面目にいろいろ考えるよりどれもこれも運次第。と思う方…

織部 行
3年前
2

ゆるやかに過ぎる怖さ

綺麗なものを見ている。焦りもないし恐怖もない。 ただ目の前にあるものだけを目にして、過ぎ…

織部 行
3年前
8

窓を透ける冷気

閉め切っているのに窓から、壁から透けて入る冷気。寒い。 暖かいよりも冷気を寒がりながら厚着をする方が冬の贅沢だと思った。