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考えたこと

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そのとき考えたことを書き残しておきます。
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#考えたこと

少しずつ変える

どうしようもなく毎日が嫌になることがある。 毎日の繰り返しに自分が絡め取られてしまって、…

織部 行
1日前
1

そこを離れる

ずいぶんここにいるなと思う。 そこに居る状態が続いていると、どんどん新鮮味が失われていく…

織部 行
1日前
3

花様年華

DVDをレンタルしていたころ、好きな映画を見つけたらその監督は誰なのか、その監督はこれまで…

織部 行
2日前
2

剥がれる

感覚的な話。 いつも壁を作らないと生きていけない。 壁と書くと、そんな大げさなとか、一人…

織部 行
2週間前
7

近所

冷蔵庫の中は充実しているのに、ご飯を作る気が全く起きない日がある。 選択肢となるのは、 1…

織部 行
3週間前
11

とりとめない束の中の数枚

頭の中にぼんやり浮かぶ選択肢 いつのまにかあるそれは、でも自分がその日そのとき選び取った1…

織部 行
3週間前
5

6月はじめ

暑いけれどまだ気持ちがいいと思える日陰で受ける風を感じる季節。 今年はどれほど熱くなるんだろうと、どうしても思ってしまう東京。 川沿いで、夕方の風を受けるといつまでもこの季節が続けばいいのに、 思う一方で、もう梅雨は明日にも迫っていて、 夏までのカウントダウンが始まっていることに辟易とする。 春と夏が苦手で、秋と冬が好き。 冬から春に切り替わる時期が本当に苦手で、 それはなにか動き始める、ざわざわとした感じが子供のときから苦手だった。 夏が終わって涼しくなる秋、冬はいつも安

浮遊生活

空中浮遊しているような感覚。 空にぽつんと浮かんでいるなにか。 風船はどんどん昇ってしまう…

織部 行
1か月前
7

歯車

歯車。 芥川龍之介の歯車を読んだ。久しぶりに。十何年ぶりに。 はじめて読んだとき、わからな…

織部 行
2か月前
9

立ち位置

漠然とした不安。 もやもやした心持ち。 薄い膜に覆われたような感じ。 機能と同じような今日…

織部 行
2か月前
9

不思議なタイミング

ふとした拍子に、出かけた先で何年も会っていなかった知り合いとばったり会うことがある。まっ…

織部 行
3か月前
10

までとから

まで。 から。 はっとした。 私はずっと、から。に閉じ込められていた。 高校生のときから。…

織部 行
7か月前
5

整理のメモ

整理のメモ。 いまの私。なにも制限を受けずに、どんどん吸収して肥大した透明な塊で、どこか…

織部 行
11か月前
7

書くことに躊躇する

定期的に立ち寄る雑貨屋さんで、 その日はなんだか新しいノートが欲しくなってお店の中をぐるぐる歩きながらこのノートにしようか、あれもいいしこれもいいしと迷う。 なにを書こうか考える。あのノートとこのノートで使い方を決めた方が良さそうだし、途中で書くことをやめることも減りそうだ。 書くことを決める。新しいノートを買う。 家には使っていないノートがいくつもあるのだけれど、 それはこうして不意にノートを買ってしまうからで、そのノートのどれもを気に入っている。使っているノートももちろ