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嗚呼 #006

12月6日
西米良に住む母からクール宅急便が届いた。

中身は、手作りの惣菜と皮だけになった柚子。柚子はお風呂に入れろということだった。柚子風呂、楽しみだな。

Instagramのおすすめに旅客機のコックピットからの様子とそこからの眺めが流れてきた。そうだった、僕は幼少期からパイロットになりたかったのだ。自分ではあまり覚えていないが、祖母が生きていた頃によく聞かされていた。「お前は、ヒコーキの運転手になって婆ちゃんを世界中に連れて行くんだよ」って。婆ちゃんは人に厳しくて傲慢なところもあって、母は嫁姑問題で苦しんできたが、僕ら兄弟には優しかった。僕が近くの川に泳ぎに行ってくると言ったら、暫くするとこっそりとやってきて、川上の歩道から見守っていてくれていたのを僕は知っている。
爺ちゃんは大工、父は建築士、そのままの流れで僕も建築の道へ進んだ。でも、今も忘れていない「やっぱり空を飛んでみたい。」という気持ち。この歳では流石に全日空のパイロットには成れそうにもないので、せめて小型機の免許を取って、セスナを操縦してみたい。やっぱり男は空に憧れる生き物なのだ。

僕はマルチタスクが出来ない。ひとつのことにしか集中できない。というか、一度に色々なことをやろうとして未完成なことがよくある。もしかしたら、最近流行りの「ADHD」なのかもしれない。衝動買いもよくやってしまう。洗濯物を干そうとして、洗濯機から濡れた衣類を取りに行く。リビングに戻ったら、それをソファーに置く。テーブルの上のゴミが気になる。そのゴミを捨てに行く。ポケットからスマホを取り出し、Instagramをチェックする。パソコンで作業しようとソファーに腰をかける。「おぉ?」ここでようやく隣に濡れたままの洗濯物達があったことに気が付く。そんなことが日常茶飯事だ。(笑)

ノリの悪い人とは付き合わないようにしている。お金がないから、時間がないからと、あーだこーだ言い訳をつけて一向に前に進まない人とは僕は距離を置くようにしている。お金と時間は作れば必ずあるものだから。人は本当に気まぐれだ。人に頼るのは、もうやめた。人は頼りにならない。報告連絡相談をしない人も嫌いだ。感謝を忘れてしまった人もそう。だから僕は、人(個人)ではなく社会のシステムに頼ることにした。この世界のシステム、仕組みだ。頼ると言うよりは、その仕組みを理解してシステムをうまく活用していこうと思う。「消費、投資、収入」の世の中のカラクリを勉強する。FX、投資信託、広告収入、権利収入、知的財産、サブスク、クラファン、今思いつくだけでも稼ぐ方法はいくらでもある。自分のアイデアと行動力次第で、自分が生きている世界はどうにでも変えられる。そして僕は今、世の中に自分の存在価値を「発信」し続けることに知恵と時間を使うことにしている。時間は使ったら二度と戻ってこないが、知恵と経験とお金は使った分だけ返ってくる。

今朝は身体の調子が良かった僕、昼過ぎからまたカラダが怠くなって、今はこうして布団で横になりながらこの日記を綴っている。

気持ちが晴れない時は決まって脈拍が早くなる傾向にある。左手首の血管を右手人差し指と中指で押さえるとその鼓動がよく分かる。僕の心臓はしっかりと「生きろ」と言ってくれている。自分の身体は自分で守る。だからその決意として僕はApple Watchを買った。予定では明後日届く。それで脈拍を計測できる。血中酸素濃度も測れる。転倒して一定時間動きが感知されなければ警察や救急車両に通報がいく。安い買い物ではなかったが、自分を守る為の投資と思って奮発した。心電図も計測し解析してくれるが、残念ながら、我が国では法律上使用できない。早急な法改正を望む。ノリさん、頼んだぞ!日本人の健康はあんたの手腕にかかっている!

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