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コミュニティから場所が生まれる
先日主催した富山県高校生ピッチコンテストで得た学びを綴っていきます。
イベントで生まれたコミュニティ
今回のピッチコンテストは、高校生が10人ほど集まってオンラインでメンターの方に発表して、コメントをもらうという形でした。
ピッチタイムが終わった後は、参加者同士での交流会!
メンターの方も交えて今回の経験や学び、アイディアの背後にある想いなどを語って交流していました。
運営リーダーとして、その風景を見ていた僕はあることに気づきました。
「僕が実現したい学びの場が今ここにある」
学びの場を作る夢
教育に関心を持ち始めた僕の今の夢は、学校外の学びの場を作っていくことです。
最初の頃は学校に反発するだけで、学校を否定し変えていこうとしていましたが、それにはあまりに大きな困難があると思い、学校の外に新しい学びの場を作ろうと考えるようになりました。
そして、考えついたアイディアは「カフェから始まる学校」というプロジェクトで、高校生が利用できる勉強スペースから、そこに集まった人でコミュニティを形成し、新教育を実現していく、というものです。
これは今回のピッチコンテストで僕が発表したアイディアです。
一応発表スライドを載せておきます。興味があれあればぜひご覧ください!
https://docs.google.com/presentation/d/1-izixyGFoUkZMfJJgoXJ5566oQuiQ9hWa5OYGTXZh6w/edit
さて、そうやって「場づくり」を目標にしていた僕はピッチコンテストの交流会を見て気づきました。
「ここに自分は場所を作らなかったけど、参加者のコミュニティから学びの場所が作られている。」
もちろんイベントを開催したという意味では僕は場所を用意したかも知れませんが、僕が意識していた勉強スペースのような「場所作り」は今回のイベントでしていません。
ですが、たった1日イベントに参加した高校生で学びの場が生まれた。
つまり「場所」と「コミュニティ」は紙一重の関係で、必ず「場所」が先にあるわけではないということです。
僕は前述したようにまず場所を作ってからコミュニティが発生する、という流れを想定していたし、普通そうだ、と思い込んでいました。
しかし、実際は「コミュニティ」が生まれれば「場所」ができ、先にコミュニティがあれば、場所を作った時に集まってくれる人がいる。
このことに気づけた学びはこれからの僕の活動において本当に大きなことです。
ピッチコンテストを運営して、参加して大きな学びはあったけれど、正直自分にとって一番の成長となった学びはこの気づきでした。
今後の夢
そのことに気づいた今、僕の夢は少し今までとは違うものになりました。
学校を作って新しい教育を実現していくことに違いはありません。
しかし、その夢の最初の数歩を「イベントの開催」に尽力することにしました!
今回のようにイベントで生まれたコミュニティはすでに「学びの場」となる可能性を秘めています。
イベントを重ねてコミュニティの連鎖・拡大が起きれば、それはどんどん広がっていきます。
そのタイミングで学校のなる「場所」を作れば、そのコミュニティの僕に共感してくれるメンバーやその後輩、仲間などがその「場所」を利用してくれる。
そうやって僕が求める学校は生まれていくのだ、とイメージできました。
もちろんこの考えが間違っていることもあるし、先に場所ができていることの大切さもわかっているつもりです。
ですが、一旦この可能性に挑戦し、この先の数歩が夢に近づく歩みになるように頑張ります!
失敗すればその気づきを生かして改善していく!そうやって夢は広がっていくものです。
これからも応援よろしくお願いします!
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