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一緒に心理学を勉強!【類似性の法則】

どうも、KOUです。

昨日心理学の記事を上げたら思っていたより色んな方に見ていただけたので、調子に乗ってシリーズ化したいなと思います。
今回は「類似性の法則」です。

■概要

共通点があると相手との距離が近くなり、共通点が多いほど、そして希少性があるほどその効果が強くなるというものです。
みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
初対面の人と話していて、実は出身地や出身校が一緒だった、趣味が一緒だった、食べ物の好みが一緒だったなど一緒なものがあると打ち解けやすくなる経験です。

ちなみに共通点の数よりも、希少性があるほどというのが、ポイントが高いと思います。
例えば、同じA型の男同士となってもそこまで共感できる!というのはないと思いますが、性別が違ってもAB型同士であれば多少の希少性があるので少しなりとも同族の認識が生まれるでしょう。
そういう意味ではマニアックな趣味の人たち同士の絆は固そうですね。

また、これは場所による希少性もあります。
地方出身者がその地方で同じ出身の人を見つけても何も感じないでしょうが、都会で同じ出身の人を見つけると親近感が湧くと思います。

■実験

社会心理学者のニューカムは、新しく大学寮に入った17名の友人選択を追跡調査しました。入居して1週間後は、部屋が近いなどの物理的距離が近い人が友人に選ばれることが多かったのですが、入居して14週間後の調査では、態度や価値観が近い人が友人に選ばれていました。

自分と同じ、または似たような考え方を持つ相手がいるということは、「自分の考え方が正しい」という証明になります。「一緒にいると考えが認められる」ということが、似た者同士の心地良さを生んでいるのだと考えられます。

参考

これはよくある光景ですね。
たまたま最初席が近いのがきっかけで、とても仲良くなることもあるとは思いますが、時間が経った時によく時間を過ごすようになる友達は、話が合うようなタイプだと思います。

■活用術

人と最初に関係を築くテクニックのようなものなので、色んなシーンで活用できるところはありますが興味のありそうな恋愛、ビジネスで話したいと思います。

└恋愛

→共感する
相手の話に共感することで、相手は自分と同じように考えているんだという風に感じます。
自分を否定しない=承認欲求も満たしてもらえるので好感度は上がりやすいです。
ただ、最初の相手と近づきたい段階ではいいと思いますけど、時にはしっかりと自分の意見を言いましょうね。
というより、それが言えない関係性はやめたほうがいいと思います。

└ビジネス

→事例をだす
実際の導入事例等があるとしたらそれを掲載しておくと、同じように悩んでいるお客さんからしたら導入のきっかけに共感してくれます。

→こちらから積極的に開示する
営業系のテクニックですが、こちらから情報を開示することで相手にも開示してもらいます。
それがたまたま同じであればラッキーですが、開示してもらえれば何かしらで共通を作ることもできます。
例えば自分の出身地が東北で、相手が九州だったとしたときに、母親が九州出身だからよくいくんですよなんて話を広げられますよね。
いきなり出身地どこですか?というよりも自分から開示する、というのが大事です!

◆まとめ

いかがでしたか。
無意識のうちにやっている人は多かったと思います。
ただ、無意識で出来ていたのと意識して出来るはまた別物だと思います。
意識しすぎて今まで自然だったのが不自然にだけならないようにしてくださいね。

では。

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