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人はなぜ危険を冒してまで食べるのか【牡蠣の魅力】

どうも、KOUです。

最近、生牡蠣を食べてあたってしまいました。

よく牡蠣はあたりやすいなんていいますよね。
だから加熱したものを食べた方がいいわけです。

でも・・・でも!頭で分かっていても
生牡蠣をレモンとポン酢で食べたいんです。

これはダメと言われるほど気になる
心理学でいうところの「カリギュラ効果」
的なものもあるかもしれません。

だって、世の中には牡蠣以外にも
色んな食材で溢れていますからね。
牡蠣に、それも生牡蠣にこだわる必要はないわけです。

まあでも食べたくなるものは仕方ないので
どんなリスクがあるかをシェアしておきます。

トイレの中で必死に調べていました(笑)

はじめに

牡蠣は「生食用」と「加熱用」があります。

生食用は
①生で食べても人体に影響がない
 と許可のおりている地域で採取されたもの
 (海水中の細菌の数が少ない地域)
②紫外線殺菌を行っているもの

のどちらかの牡蠣です。

加熱用はどちらにも当てはまらないので
菌の数が多いわけですね。
加熱用を生で食べるとほぼ当たるんじゃないかな・・・

もちろん僕は一応ちゃんと生食用を食べています。
しかし、生食用だから絶対に大丈夫
というわけではないわけです。

①ノロウイルス

牡蠣であたるというと最初に思い浮かぶのが
ノロウイルスですね。
僕は今回はノロウイルスではありませんでしたが。

牡蠣などの二枚貝は、餌としてプランクトンを
吸い込む時に海水中のノロウイルスを吸いこんで
蓄積される可能性があります。

【症状】
・38度くらいの高熱
・嘔吐、下痢
・腹痛
・頭痛

潜伏期間は12〜48時間で1〜2日続きます。

ノロウイルスの特徴は

・アルコールや熱への抵抗力がある
・感染力が強い
・一度かかっても何回も感染する

といったもの。
そう、加熱してもあたるんです。

感染力が強いので家で安静にして
しっかり水分をとるのが大事です。

②貝毒

ノロウイルスはプランクトンと一緒に
取り込んでしまった牡蠣が原因でした。

貝毒は有毒なプランクトンを捕食したことに
よって、貝が毒を蓄えることが原因です。

【症状】
・舌、唇などの痺れ
 (重症の場合全身)
・下痢

潜伏期間は30分程度で早ければ4時間程度で治ります。

食べてすぐに違和感がでた場合は
貝毒の可能性を疑うのがいいでしょう。

ちなみにこの貝毒も熱で処理できません。

春の時期は有毒なプランクトンが発生しやすいので
その時期の牡蠣を避けるのがいいとされています。

③腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオ菌が付着した牡蠣を食べることで発症します。

4度以下ではほとんど繁殖しないので
オイスターバーなんかだと下に氷が敷いてあるわけです。

【症状】
・激しい下痢
・稀に嘔吐、発熱

潜伏期間は通常12〜18時間ですが、
早い場合は2〜3時間で発症する例もあります。

症状が出てから6〜24時間潜伏します。

ちなみに僕は今回多分これでした。

まとめ

最初に「生食用」と「加熱用」を紹介したのに
ノロウイルスも貝毒も熱に強いので「おいおい・・・」
とツッコミたくなるところですが
それだけ安心できないということです。

紹介していない細菌による原因も考えられるため
家庭で食べる時はなるべく加熱するのが
安心して食べられると思います。

生で食べるときはなるべくお店がいいと思いますが、
今回お店で食べてあたっているのでなんとも・・・。

あたってトイレで悶絶していた時には
めちゃくちゃ後悔していましたが、
喉元過ぎれば熱さを忘れる
多分また生で食べるでしょうね。

みなさんも生で食べる時には気をつけて!

では。



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