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「細胞核オーバーロード」ってカッコいいよね

どうも、KOUです。

みなさん、「細胞核オーバーロード」ってご存知ですか?
厨二病全開の名前ですが、わりと新しい筋トレ界でのトレーニング方法になります。
こちらの方が記事にもしてます。

以前、筋トレの基本として「超回復」というのを紹介しました。(最下部リンク)
今回の「細胞核オーバーロード」はそれとは逆のことをします。
超回復がベースにはなっているので、超回復ってなんぞやという方はそちらから読むことをオススメします。

■概要

細胞にはひとつの細胞核があります。
なんだか中学校の理科の授業を思い出しますね。
しかし、筋細胞は特殊で「衛星細胞」というのがあり複数の細胞核が存在します。
いわばスペアのようなものです。
このスペアをたくさん増やすというのが「細胞核オーバーロード」理論となります。
もちろん、細胞核が増えれば筋肉の成長スピードを上げることができます。
ドーピングで有名なステロイドの原理も同じです。

また、この増えた細胞核というのはなかなか無くならないとも言われています。
マッスルメモリー」なんて言い方をしますが、昔鍛えてた人はしばらくトレーニングをやっていなくても、再開した時に戻るのが早いというわけです。
怪我で一時離脱した選手などがある程度トレーニングすれば元の状態に戻れるのもこのためです。

■やり方

さて、肝心のやり方ですが簡単に言えば負荷をかけ続けることです。
え、「超回復」理論では負荷をかけた後休むって言ってたじゃんってことで矛盾が生じてくるわけですが一旦落ち着いてください。
例えば、毎日農作業をして重い荷物を運んでたらいつのまにか筋肉がついてたというような人や、毎日スケートの練習をしていたら脚だけ筋肉が発達したなんてケースがあると思います。
負荷をかけて損傷している部位にさらに負荷をかけることで細胞核を生み出してもらうイメージが近いかと思います。
ただ、毎日ガチガチにトレーニングするというわけではないです。

週に一回高負荷低回数(ベンチプレスのように重量を扱うような種目)
他の期間低負荷高回数(腕立て伏せのような自重のトレーニング)
・4週間続けた後は2週間程完全に休ませる

というのが具体的なやり方になってきます。

■初心者向きではない

こちらのやり方は初心者向きではありません
そもそも、初心者の方は「超回復」理論でかなり成長が見込めます。
そのため、この理論は伸び悩みだしてからの方法だと思ってください。
おそらく上級者の方々は既に知っておられるでしょうから、ここで見たことを後々にそういえばそんなのあったなと思い出してもらえればいいなと思います。

◆まとめと超回復のリンク

いかがでしたか。
何でもそうですが、これまで常識とされていたことに対して簡単に全く逆のことを言うような理論が出てきます。
そんなときに正しく判断する力と、実証してみるフレキシブルさが大事だなと感じます。

では。


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