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来週の読書リスト

① 『日本の歴史8 南北朝の動乱』

伊藤喜良 著

② 『日本の歴史9 日本国王と土民』

今谷明 著 

③ 『日本の歴史10 戦国の群像』

池上裕子 著

日本史学び直し月間、継続中。
平安時代が終わり、武士の世の中に。武士が力を持つようになった一因が、農民たちが自らの生活基盤を守ろうとして立ち上がったことにあると知った。始まりを知るって面白い。
わたしの日本史を学び直したい欲の根底には、それがあるのかもしれない。目の前に広がる「今」にはすべて、始まりがある。始まりを知ることで、「今」の奥行きを感じられる。歴史は面白いぞ。

④ 『肉体の悪魔』

レイモン・ラディゲ 著 / 新庄嘉章 訳

少し前に読んだ『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。』で山崎ナオコーラさんが「恋愛はしなくてもかまわない」というタイトルで紹介していたのが、ラディゲの『肉体の悪魔』。紹介文の内容は忘れてしまったが、ウィキペディアであらすじをチェックしたところドロドロな不倫物語のようなので、これを読んだら恋愛したくなくなるのかもしれない。
『ほかの誰も〜』は多感な14歳に向けた読書案内だったはずだけど、いいのかそれで…?


以下は、毎日少しずつ読む予定の本。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

この本を読んでいると、次から次へと読みたい本が増えてしまうので今は読み進めるのを自粛中。読みたい!の熱の冷めないうちに読み始めたいから。
今の進捗状況は、23/50。

・『すばらしい人体』

山本健人 著

しばらく前に本屋で衝動買いをして、ずっとこの「毎日少しずつ読むリスト」への加入を待機していた本。海賊が眼帯をしているのは、暗順応をするためだとか。なるほどねえ。

・『源氏物語(上)』

角田光代 訳

平安時代を学び直すなかで、やっぱり読みたくなった。角田光代さんの新訳が出ていると知って、これは絶対読まねばならぬと確信した。角田光代といえば『キッドナップ・ツアー』、『なくしたものたちの国』、『月と雷』、『私のなかの彼女』、『くまちゃん』。わたしの心の片隅には、彼女の物語がひっそりといる。
よし読もう、と威勢よく図書館で予約をしたら、手渡されたのは辞書みたいに分厚い本だった。世界最古の長編小説だもの、そりゃあそうだ。これがあと中巻、下巻と続くのだ。がんばるぞ。

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