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来週の読書リスト
audible熱冷めやらぬ。
次々と読みたい本が出てきて、どんどん読めるのが楽しい。
①『発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体』
みきいちたろう 著
「発達性トラウマ(Developmental Trauma)」とは、複雑性PTSDの原因となる、子ども時代に負ったトラウマのことです。
家庭や学校などで負った慢性的な(反復性)ストレスがトラウマを生み、複雑性PTSDの原因となることがとても多いのです。
そのため、発達性トラウマは、私たちが抱える生きづらさの原因を明らかにするものとして近年注目されています。
「発達性トラウマ」あるいは「トラウマ」という概念から生きづらさを眺めてみると、多くのことが了解でき、適切なケアにつながっていくことがわかります。
仕事柄、トラウマインフォームドケアについては折に触れて学んでいる。しばらく遠のいていたので、audibleのオススメに従って読んでみよう。みきいちたろう氏のことは存じ上げなかったが、トラウマ、愛着障害、吃音などのケアを専門とするカウンセラーだそう。
②『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』
西原理恵子 著
audibleをはじめてすぐの頃、オススメに出てきた本。タイトルは知っていたけれど、手に取るのは実は初めてだ。
娘が反旗を翻し、独立戦争勃発中。巣立ちを目前に、しくじり先生サイバラから愛娘へ。どうしてもこれだけは語り継ぎたい母の教え。
今更感はあるが、しかし。
わたしも人の親になったので読んでおかなくちゃ。
③『生物から見た世界』
ユクスキュル、クリサート 著 / 日高 敏隆、羽田 節子 訳
手軽に新刊を楽しめるのもaudibleの魅力だなあ。
…と思ってaudibleを徘徊していたら、ユクスキュルの『生物から見た世界』があった。ユクスキュルといったら「環世界」を唱えた人ではないか。難しそうだけど、次はこれに挑戦してみたい!
と言ってこの本をライブラリーに入れてから早2週間。びびって手を出せずにいた。
しかしこれを逃してはたぶん一生読まないと思う。大丈夫、わたしはあの分厚い『ファーブル昆虫記』シリーズを読破したではないか。
甲虫の羽音とチョウの舞う,花咲く野原へ出かけよう.生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす〈環世界〉の多様さ.この本は動物の感覚から知覚へ,行動への作用を探り,生き物の世界像を知る旅にいざなう.行動は刺激への物理反応ではなく,環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの,今なお新鮮な科学の古典.
古典といわれるとどうも居心地が悪くなってしまうのは、わたしの悪い癖。きっと面白いから、肩の力を抜いて読もう。
▼少しずつ読む本
・『上流階級 富久丸百貨店外商部(其の一)』
高殿円 著
富久丸百貨店芦屋川店で外商員として働く鮫島静緒(37)。芦屋に住むセレブにお買い物をしていただくのが仕事だ。ノルマは月1500万円!? 神戸在住の著者による究極のハイクラス・エンタメ!
ハイクラスすぎて異世界。現実世界の延長に異世界があるなんてすごい。わたしがそこで生きる可能性はゼロだけど、こうやって面白がって覗くのは楽しい。
あんまりハラハラせずにリラックスして聴ける長編。続巻が今後2か月おきに登場するらしいので、焦らずゆっくり読み進めていけたらいいかなと思っている。……と思っていたけど、面白くなってきて止まらないので速攻読み終わりそう。
audibleはどんどんオススメを挙げてくれて、読みたい(聴きたい)本に事欠かないのがいい。積読があふれかえって収拾がつかなくなるのも困りものだが。
▼最近の読書リスト
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