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『「俺の」Jリーグアウォーズ』 #6

 2021シーズンも終了し、2022シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。

 そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。

 今回は、様々なデータから部門別1位を発表したいと思います。

得点王

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 2021シーズンのJ3で多くの得点を決めた選手を表彰します。

 1位 川西翔太選手(FC岐阜) 13得点
 2位 藤岡浩介選手(テゲバジャーロ宮崎) 10得点
 3位 樋口寛規選手(福島ユナイテッド) 9得点
     三田尚希選手(AC長野パルセイロ) 9得点
     大野耀平選手(カターレ富山) 9得点
     田口裕也選手(ガイナーレ鳥取) 9得点
     梅田魁人選手(テゲバジャーロ宮崎) 9得点
     米澤令衣選手(鹿児島ユナイテッド) 9得点

 見事、得点王に輝いたのは、FC岐阜の川西選手でした!
 半年間のみしか在籍していなかった、福島ユナイテッドのイスマイラ選手(現京都サンガ)が、8得点で上位3位に肉薄しているのは素晴らしい。
 一方、シーズンを通した得点ランク上位を日本人が独占していることは、J1やJ2とは異なる楽しみ方ができるであろう。そして、結果を残した選手が今後、J1やJ2の上位カテゴリーにステップアップしていく姿を見るのも楽しみ方の一つであろう。

アシスト王

 2021シーズンのJ3で多くのアシストを記録した選手を表彰します。

 1位 吉濱遼平選手(FC岐阜) 8アシスト
     椎名伸志選手(カターレ富山) 8アシスト
 3位 前田椋介選手(テゲバジャーロ宮崎) 7アシスト
     梅田魁人選手(テゲバジャーロ宮崎) 7アシスト
 5位 石川大地選手(ガイナーレ鳥取) 6アシスト
     音泉翔眞選手(カターレ富山) 6アシスト
     ブレンネル選手(いわてグルージャ盛岡) 
6アシスト
     樋口寛規選手(福島ユナイテッド) 
6アシスト
     大熊健太選手(テゲバジャーロ宮崎) 
6アシスト 

 こちらも、得点王同様、上位は日本人が独占。
 注目すべき点は、J3参入初年度となったテゲバジャーロ宮崎から最多の3選手が選出されている点であろう。特に、梅田選手は、得点王ランキングでも上位にランクインしており、宮崎の躍進の原動力となっていたことが窺える。
 大混戦のアシスト王争いを制し、アシスト王に輝いたのは、FC岐阜の吉濱遼平選手カターレ富山の椎名伸志選手の2名でした!!

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

ゴール期待値

  2021シーズンのJ3リーグにおいて、ゴール期待値が高かった選手を表彰します。

 1位 川西翔太選手(FC岐阜) 10.499
 2位 藤岡浩介選手(テゲバジャーロ宮崎) 9.765
 3位 高橋潤哉選手(アスルクラロ沼津) 9.444
 4位 高橋利樹選手(ロアッソ熊本) 9.241
 5位 梅田魁人選手(テゲバジャーロ宮崎) 8.432

 3部門連続で上位を日本人が独占。
 特に、川西翔太選手は、ゴール期待値よりも実際のゴールが2.5点高く、いかに効率良く得点を取っていたのかがわかる結果となった。
 この分野にも、J参入1年目のテゲバジャーロ宮崎から複数選手が選出されており、これで3部門連続での複数選出となった。このことからも、2021シーズンのJ3に「テゲバ旋風」が吹いたことがわかるのではないか。

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

ラストパス

  2021シーズンのJ3リーグにおいて、ラストパス数が多かった選手を表彰します。

 1位 中村太亮選手(いわてグルージャ盛岡) 72
 2位 椎名伸志選手(カターレ富山) 50
 3位 河原創選手(ロアッソ熊本) 48
     上原拓郎選手(FC今治) 48
 5位 鈴木淳選手(藤枝MYFC) 46

 1位に輝いたのは、グルージャの中村選手
 高精度のクロスが武器のサイドバックで、上位カテゴリーでの経験も豊富な選手が経験を見せつける形となった。
 他の選手も経験豊富な選手が多い中、熊本の河原選手は3位にランクイン。若手ながら、熊本の守備と攻撃のリンクマンとなり、ピッチ中央で躍動した。

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

攻撃ポイント

 2021シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均の攻撃ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 吉村弦選手(AC長野パルセイロ) 2.47(出場試合27)
 2位 杉山直宏選手(ロアッソ熊本) 2.28(出場試合28)
 3位 フォゲッチ選手(鹿児島ユナイテッド) 2.26(出場試合21)
 4位 黒木晃平選手(ロアッソ熊本) 2.14(出場試合28)
 5位 宮阪政樹選手(AC長野パルセイロ) 2.13(出場試合28)

 得点やアシスト、シュートなどチームの勝利に直結するようなプレーを得点化したこの数値で1位に輝いたのはAC長野パルセイロの吉村選手でした!!
 1試合平均2というのは、とても高い数字でありますが、それをシーズンを通してアベレージでキープしているということは圧巻。
 特に上位3選手は年齢も20代半ばということもあり、今後のステップアップも期待される。

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

パスポイント

 2021シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均のパスポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 黒木晃平選手(ロアッソ熊本) 1.87(出場試合28)
 2位 可児壮隆選手(ガイナーレ鳥取) 1.83(出場試合23)
 3位 前田椋介選手(テゲバジャーロ宮崎) 1.79(出場試合27)
 4位 河原創選手(ロアッソ熊本) 1.75(出場試合28)
 5位 宮阪政樹選手(AC長野パルセイロ) 1.74(出場試合28)

 90分平均で、得点機会に導くパスを何本出したかを表す指標。
 見事、1位に輝いたのはロアッソ熊本の黒木選手。黒木選手、宮阪選手は攻撃ポイントでもランクインしており、多くの得点機会をチームに提供している中でも、パスでの機会提供が多かったということが明確になる。

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

クロスポイント

 2021シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均のクロスポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 吉村弦選手(AC長野パルセイロ) 1.00(出場試合27)
 2位 渡辺悠雅選手(カマタマーレ讃岐) 0.93(出場試合24)
 3位 染谷一樹選手(アスルクラロ沼津) 0.74(出場試合25)
 4位 上原拓郎選手(FC今治) 0.74(出場試合24)
 5位 駒野友一選手(FC今治) 0.69(出場試合23)

 クロスによって得点機会を多く作り出した選手の1位はAC長野パルセイロの吉村選手です!
 FC今治からは2選手が選出されていることも特徴であり、元日本代表の駒野選手が高い数値を叩き出しているのは、流石の一言。

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

ドリブルポイント

 2021シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均のドリブルポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 河辺駿太郎選手(YSCC横浜) 0.67(出場試合22)
 2位 杉山直宏選手(ロアッソ熊本) 0.57(出場試合28)
 3位 田口裕也選手(ガイナーレ鳥取) 0.46(出場試合26)
 4位 ブレンネル選手(いわてグルージャ盛岡) 0.43(出場試合24)
 5位 田中康介選手(福島ユナイテッド) 0.41(出場試合24)

  得点機会をドリブルという個人技で演出した選手のランキングであるドリブルポイントの1位はYSCC横浜の河辺駿太郎選手です!
 純粋なポイントの1位は福島ユナイテッドの森晃太選手(ポイント1.45/出場試合数14)でしたが、出場試合数が20試合未達のため除外した。

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

奪取ポイント

 2021シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均の奪取ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 河原創選手(ロアッソ熊本) 17.51(出場試合28)
 2位 菅井拓也選手(アスルクラロ沼津) 17.17(出場試合24)
 3位 土畑佑平士選手(福島ユナイテッド) 17.01(出場試合21)
 4位 本田拓也選手(FC岐阜) 15.33(出場試合22)
 5位 新井泰貴選手(ガイナーレ鳥取) 15.00(出場試合25)

 見事1位に輝いたのは、ロアッソ熊本のリンクマン、河原創選手
 今シーズンはいぶし銀の活躍で、チームの優勝&J2昇格におおきく貢献しました。

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

守備ポイント

 2021シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均の守備ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 甲斐健太郎選手(FC岐阜) 3.65(出場試合27)
 2位 河西真選手(福島ユナイテッド) 3.48(出場試合21)
 3位 牟田雄祐選手(いわてグルージャ盛岡) 3.44(出場試合27)
 4位 赤松秀哉選手(ヴァンラーレ八戸) 3.38(出場試合21)
 5位 喜岡佳太選手(AC長野パルセイロ) 3.30(出場試合25)

 守備ポイントのランキングの王者は、FC岐阜の甲斐健太郎選手です!
 よく、甲斐選手はJ3屈指のDFだと言われますが、それはデータ面で見ても裏付けされているということになります。

データ引用元(https://www.football-lab.jp)

セーブポイント

 2021シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均のセーブポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 杉本拓也選手(藤枝MYFC) 0.64(出場試合23)
 2位 佐藤優也選手(ロアッソ熊本) 0.58(出場試合26)
 3位 大西勝吾選手(鹿児島ユナイテッド) 0.58(出場試合23)
 4位 大友竜輔選手(アスルクラロ沼津) 0.55(出場試合20)
 5位 佐川亮介選手(YSCC横浜) 0.53(出場試合20)

 セーブポイントが1番高かった選手は、藤枝MYFCの杉本選手でした!
 感覚的には、ちょっと意外なデータだなと思います。

最後に

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