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ツール・ド・ニッポン 富士山ヒルクライム ~早起きは三分の得~

 今回はツール・ド・ニッポンシリーズの第一回富士山ヒルクライムに参戦してきました。僕にとってはハルヒル以来のホビーヒルクライムだったので肩の力を抜いて楽しく走って、結果は付いてきてくれればいいなぁくらいの気持ちで走りました。まあ、それでもロードA(高校生~19歳)クラスの優勝くらいは欲しいと思っていましたが。
 コースは距離27km、平均勾配6.1%のロングなヒルクライムで、1時間25分以内で走った選手には金メダルが渡されることになっていましたが、正直今の僕の絞り具合だと厳しいかなぁと思っていました。

レース

 さて、当日の朝ですが僕は盛大に寝坊をやらかしました(ナニヤッテンダコイツ)。慌ただしくあんパンを口に叩き込み、時間ギリギリで荷物を預けて第2ウェーブの後方に並ぶことに。今回のスタートは申告タイム順のウェーブをさらに前後に分けてそれぞれ2分差でパレードランをスタートするというもの(最初からもっと細かく分ければいいのにと思ったけど第一回大会だし仕方ないね)。つまり僕は第2ウェーブの後半グループスタートということですね。
 やけに長いパレード(?)ランを終えてアクチュアルスタートをするとすぐに、同じグループのフィッツの選手が飛び出したのでくっついて先頭交代しながら最初の本格的な登坂区間に突入。3km程でフィッツの選手が千切れてしまったのでそこからは一人で淡々と登ることになりました。5km地点でロードAグラスで唯一の第一ウェーブスタートした選手を抜かし、この時点で年代別の優勝をほぼ確信しました(実は前の選手より後ろからスタートした選手の方が速かったという...)。その後もひたすら前から落ちてくる選手を次々捕まえては抜かし、気持ちよく走ることができました。もちろん楽しむのが第一目標ですから所々で見える景色を眺めてみたり、追い付いた選手に「頑張りましょう!」なんて言って余裕を醸し出してみたりもしながら登り続けていると、残り10kmほどの地点で1時間25分を切れる可能性に気付きました。そこからは声かけを継続しながらもサイコンとにらめっこしながら金メダル目指して登りましたが、残り5km程から薄くなる酸素とジワジワ上がる勾配に苦しめられ金メダルはだんだんと厳しくなっていきました。それでもスタートから誰一人にも抜かされることなく気持ちよくごぼう抜きを楽しんでゴール!!タイムは1時間26分11秒。2位に6分差を着けてロードAクラスの初代チャンピオンになると共に総合でも20位を獲得することができました。


振り返り

 今回のレースは僕としてはかなり満足度が高いレースでした。楽しむという当初の目的は十分に達成できましたし、レース初参戦から2年で初めての優勝も付いてきました。心残りとしては金メダルを貰えなかったことですが、そこを狙うのはいまの僕には単独だと少々厳しかったかなと。事実僕より上の順位の人達はみんな同じ集団で走っていたっぽいですからね。

 .......あれ?第一ウェーブの後半と第二ウェーブの前半の人達がくっついてスタートしてる(この画像じゃ分からないけど)。てことは寝坊せずに第二ウェーブの前の方に並べていれば集団パワーを使って金メダル取れたのかも知れなかったのか...Σ(゚д゚lll)ま、まあこの集団でスタートした人達以外だと僕が一番速かったから実質僕が一位ということで(錯乱)。
 ということで、早寝早起きは結果に直結(物理)するから皆意識しようねというお話でした。
 さて、僕にとっての次戦は2週間後のJBCF 幕張クリテリウム。今シーズンのJBCF、および僕にとっても最終戦ですし、こちらでもチームとして1勝できるように頑張っていきたいと思います。

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