#トヤマビト。Vol.10
富山には魅力あふれる人たちがたくさん。
知れば知るほど好きになる!
そんなトヤマビトたちとの 出会いや学びを
ぽつぽつと書き記していきたい。
第10回目は だれとでもフラットコミュニケーションな議員さん。
富山県議会議員
平木 柳太郎(ひらき りゅうたろう)氏
です!👏ぱちぱち!
(グラフィックレコーディング:misaさん)
▶ 『富山を愛する男』
富山のことを聞くならこの人!と言いたいほど富山について幅広い知識を持っている平木さん。
そう、『富山を愛する男』!
常にアンテナを張り、情報を取りに行く。
そして必要な人に届けるところまで抜かりない。
なぜ平木さんはここまで富山のことを考え、日々奮闘しているのか。
▶ 子どもたちが憧れる、輝く大人たちを増やしたい
富山市で生まれ育った平木さんは大学進学を機に東京へ。
教育学部に入学した頃、卒業後は教師になろうと思っていた。
その進路を大きく変えたきっかけは
大人向けセミナー開催をメインに事業を展開していた富山出身の起業家との出会いだったという。
私の起業家との初めての接点。
参加したセミナー会場で大人たちが輝いている姿に衝撃を受けた。
未来を恥ずかし気もなく語る姿を見て、こういう大人になれるんだなと思えた。
大学を卒業したら勉強って終わりかなと思っていたけど、そうじゃなかった。
教育は教育でも、こういった事業を将来富山でやってみたい!と思った。
2007年に富山に戻り 会社員として働く傍ら、
富山の大人たちの輝きを引き出すべく、土日を使って大人向けセミナーや異業種交流会を開催。
富山でも大人が学ぶ機会を望んでいる人たちがたくさんいるということを強く感じた。
異業種交流会にはそれぞれにおもしろい活動をしている人が集まってくる。
でもまだ点の状態だった。活動が繋がっていなくてもったいなかった。
一人の人が生み出せるもの限界があると思っている。だから繋げたい。
点の数だけ課題やビジョンがある。そこが魅力だと話す平木さん。
そして2010年、大きなアクションを起こす。
会社員として働いていた2年間で、同じ想いを抱えている仲間を増やしていった。そのうち、アジトが欲しいなと思うようになった。
大人たちが元気になれる居場所をつくりたい、と。
富山県で初のコワーキングスペースを起ち上げた。
「なにか始めたいなら平木さんに会いに行こう」
ひとりひとりに丁寧に耳を傾ける。共に考えてくれる。
そんな平木さんの元、人が人を呼び プラスの循環がどんどん生まれていった。
▶ 想いを届けるため政治家の道へ
なぜ現在の政治の道に進んだのか。
平木さんは28歳のときに富山県議会議員選挙に立候補し、見事初当選。
27歳まで、政治の道を考えたことがなかったそう。
仲間たちと問題を解決していく中で、行政の力が必要なものがあった。
役所へ提案しに行くこともあったが、実現までたどり着けない。
そんなとき、ある政治家に
「行政の問題を解決に導くことができるのが政治家だよ」と聞く。
そこで、仲間から政治家を生み出そう!という中で、
一番向いている!と推薦され手を挙げるに至ったという。
「議員になりたいから」じゃなくて
「解決したい課題を解決するために議員という手段を選んだ」
初当選から3期目8年を迎える現在も、この気持ちは変わっていない。
▶ 政治をジブンゴトにするために
もちろん政治家も、一人では解決できない大きな課題には連携が必要です。
同世代の志を持った仲間を増やしたい。
平木さんは政治の世界の若い世代との交流を活動的に行っています。
また、学生や若い世代を巻き込むべく、
『議会質問を一緒に考えてみよう』というワークショップなど様々な取り組みを行っている。
政治の“重い”“遠い”というイメージを変えたい。
ジブンゴトとして思ってもらいたい。
「政治家が自分の意見を取り込んでくれた」と感じ、政治が少しでも身近なものになっていくのでは。
政治との接点を増やすきっかけづくりや“小さな成功体験”を意識している
私自身、みんなにとって政治はもっと身近なものであってほしいと思います。
こうやって接点をつくってくれる政治家さんがどんどん増えていけばいいな。
自分から情報を取りに行く人も増えていくはず。
自分たちの住むまちを良くすることにも必然的に繋がると思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🌷
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