【HATCHスタッフ取材】このまちは、青春時代の思い出の場所。
こんにちは!富山からチャレンジする人たちを応援するインキュベーション施設HATCHです。HATCHを熱い想いで盛り上げる運営スタッフをご紹介します。
今回は、HATCH管理人の今泉さんをご紹介します!
今泉:僕は新卒で日本海ガスに入社して、いままでガス関連のお仕事しかしていなかったので、新規事業のお手伝いの経験がありませんでした。
なにをすればいいのか、どうしていけばいいのか、全く白紙の状態だったので不安でしたね。
今泉:当たり前の話なのですが、本当にいろんな人がいていろんな考え方があるなと改めて感じました。
長い間ひとつの組織の中で仕事をしていると、関わる人たちも気づかないうちに限定的になっていたのかなと思います。
世代も業種も多様で、さまざまな活動をされているみなさんと出会って、ものの捉え方も全然違うのだなと強く感じました。
今泉:2021年12月にHATCHが一周年を迎えて、記念イベントを開催しました。HATCHをご利用いただいたことがある方も初めての方も、たくさんの人たちが足を運んでくださいました。
一周年記念イベントで行ったワークショップの会場はものすごくパワーが溢れていて、異様なくらいの熱気でした。
想いのあるパワフルな人たちが、これだけたくさんHATCHに集まってきてくださったのを目のあたりにして、一年間の活動が形になってきたなと感じた瞬間でした。
今泉:僕も富山を盛り上げたい、もっとまちが元気になったらいいなと以前から思っていたのですが、自分事になりきれていませんでした。
HATCHで新しいことにチャレンジしている人を見ていると、思っているだけではなくて自分がなにかアクションを起こせば協力してくれる人たちがどこかに必ずいて、ほんの少しの変化かもしれないけど形にできるきっかけになるのではないかなと感じるようになりました。
個人の発信だとしても、変化を生み出せると感じています。
今泉:中学・高校時代は学校が終わった後に友人たちと自転車に乗ってふらふらと中央通りあたりで遊んでいた世代です。
今は静かな商店街ですが、当時は人がたくさんいて賑わっていました。今の若い世代のみなさんには都市伝説のように聞こえるかもしれませんが。
「まちに行けばなにかおもしろいことがある」という印象でしたね。用事が無くても足を運べば誰かに会える。新しいお店やおもしろいことがある。
今は総曲輪通りにファッションのお店が多いけど、以前は中央通りにもたくさんファッションのお店がありました。
僕は服が好きなので、買うわけではないけれど一通りお店を回って服を見て歩くといったような青春時代を過ごしていました。
今泉:大学は県外に進学していて、就職で富山に戻ってきた時に、中学・高校時代の頃のまちなかの賑わいとのギャップに驚きました。急にまちがしょんぼりしているように感じました。
富山を離れている4年の間に、郊外に大型商業施設ができて人が離れていったタイミングでした。
まちは、青春時代の思い出の場所。このままではもったいないなと心の片隅に抱いていました。
今泉:HATCHに来る半年前に、たまたま実家を出てまちなかにアパートを借りて住み始めていました。運命といったら大げさですが、どんどんまちなかに吸い寄せられているなと感じましたね。
HATCHに来てから、まちをなんとかしたいという想いを持つ人が自分の他にもたくさんいると知ることができたことも嬉しいです。
今泉:この一年でHATCHを目的に中央通りに来てくださる人も増えてすごく嬉しいです。
次の一年は、もっと中央通りの人を巻き込んでいきたいです。
近くのお店との関係性はあるのですが、その関わりを中央通り全体へHATCHからいろんな人に声を掛けておもしろいことをやっていけたらいいなと思っています。
今年は繋がりをつくり、ゆくゆくはみなさんを巻き込んだ大きなイベントを開催して、人がたくさん中央通りに集まってきてくれると嬉しいです。
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