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伊豆を愛する!コトウダ社長の一週間【子商いプロジェクト|フジバカマとアサギマダラ|土肥の白びわ生産者 浅川さんご夫婦のもとへ】

こんにちは!古藤田商店 広報室の町野です。

先日、古藤田商店60周年記念品である『つなげる しゃもじ』が、私のもとにも届きました!

使いやすい形に、すべすべに磨き上げられた木肌、美しい木目、和やかな印象の焼き印、そして、添えられたメッセージ(フォントに至るまで)…。ひとつひとつにこだわりが感じられる作品でした。

4歳の息子も、このしゃもじを手にして「ママ、これ気持ちいいね」と一言。私も「あぁ、実物に触れるってこういうことか。想いを形にするってこういうことか。」と心を動かされました。私は日々、ライターとして文章を扱っていますが、それとはまた異なる、実物のもつ情報量の多さや心に伝わってくるカタチに圧倒されました。

五感を通じて、しゃもじに込められた想いがしっかり伝わってくる。丁寧に作られたことが伝わってくる。そういうものは、ながく大切に使おうと自然と思いますね。

古藤田商店60周年記念品『つなげる しゃもじ』
製作:ありしろ道具店(伊豆市城22)


このしゃもじは、伊豆市で育ったヒノキの間伐材で作られています。間伐材とは、木を太く丈夫に育てるために選別して切られる枝のこと。通常は、切られてそのまま林に捨てられたり、バイオマス発電に使われるチップに使われたり、モノがいいと木材として流通したりするそうです。今回、改めて木の循環について想像をふくらませることもできました。

天城の山林から、しゃもじの形をして私の手元に回ってきた自然の恵み。その恵みに感謝しながら、このしゃもじで毎日、ごはんをよそってみようと思います。

そして、今度は私から誰かへ、このしゃもじを暮らしに取り入れて感じたことを伝えてみようと思います。(ここで投稿させていただくかもしれません^^)「伊豆の自然とつなげてくれるしゃもじ、ようこそ私のもとへ。しばらくよろしくね」という気持ちで大事にしたいと思います。

『いにしえの人々の思いと未来への希望をつなぎ
伊豆の自然と私たちの暮らしをつなげたい』



それでは本日も、コトウダ社長の一週間【2023/05/03~05/09】をお届けします。



■5/4(木) 子商いプロジェクト@修善寺vol.2

子商いプロジェクトとは、地域と商いをテーマに、子ども達が実践的に経済を学ぶプロジェクトです。天城『たきじり山葵園』の浅田恵子さんが企画しています。

第二弾である今回のテーマは「駄菓子屋縁日と地域らしさ」。修善寺温泉街の中心でどのように駄菓子を売るのか。子どもたちは試行錯誤したようです。以前から子商いプロジェクトに興味のあったコトウダ社長も、すこし立ち寄りました。

会場は、
修善寺温泉街のレンタルスペース&ラウンジ【most 8092】
ギフトショップ&デザインスタジオ 修善寺 燕舎さん
が運営しています。


コトウダ社長が駄菓子をレジに持っていくと、小学生の可愛い店員さんが電卓で計算してくれました。しかし、途中で数字がわからなくなってしまい、あたふた。それを見かねた上級生がそっとフォローをして、最初から計算し直し。そして、「85円です。」としっかり合計金額を伝えてくれました。1000円を渡し、915円のおつりをもらって、無事完了です!

小学生同士の連携プレーを見ながら、「苦手なことがあってもいい。それぞれの得意なことを持ち寄って事を運んでいくのがチームだ。」と思うコトウダ社長です。

今回のプロジェクトを通して、実際に自らモノを仕入れ、ディスプレイを工夫し、お客さんに接し、商品を販売し、利益を計算するという一連の流れを経験をした子ども達。「モノを売るってたいへんだ。」と実感しただけでなく、晴れがましい気持ちでプロジェクトを終えられたようです。

次回の子商いプロジェクトは、今秋の予定。未来につながるプロジェクトに注目していきたいですね!

胸のロゴも可愛い!



■5/5(金) 庭のケアと僕のケアの一日。自宅の庭にアサギマダラが?!

この日は仕事がお休みだったので、コトウダ社長は庭の草抜きに没頭しました。下のビフォーアフターの写真のように、こんなに綺麗になりました!コトウダ社長、がんばったね!!!

【 Before 】

【 After 】


芝生のお手入れは、ただひたすらに雑草を抜く作業ですが、庭の草抜きはちょっと違います。庭には雑草以外の草花が植えられているので、抜いてもいい草なのか、抜いてはいけない花なのか見極めながら丁寧に作業を進めます。

ただの草のように見えるこちら。
なにか分かりますか?


たとえば、上の写真は『フジバカマ』。パッと見ただけでは、普通の草のようですが、実は、伊豆の魅力を増す可能性のある草花です。

秋の七草のひとつとして知られるフジバカマは、以前この週報でも紹介した『アサギマダラ』が好む花。アサギマダラは、長距離を移動する渡りチョウであり、美しい浅葱(あさぎ)色の羽をもつ蝶としても人気があります。

いま、南伊豆エリアを中心とした伊豆半島では、フジバカマを植えて伊豆半島をアサギマダラの名所にしようとするプロジェクトも進行しています。古藤田商店でも「フジバカマの苗を買って会社の敷地に植えよう!」と話していたところでした。

フジバカマとアサギマダラ


そんなタイムリーな花がいつも見ている自宅の庭に植えられていたことに、今回、はじめて気づいたコトウダ社長。お父様に聞いたところ、お母様が植えられた花で、すでに10本ほどあり、アサギマダラも飛来しているそうです。驚きですね!

お母様の想いが込められた草花がたくさんあるコトウダ家のお庭。退屈しがちな庭の手入れも、お母様の想いに触れる機会ととらえたり、草花を知ろうとしたりすることで、途端に楽しくなるんですね!

お庭って、お世話している人の性格が表れますよね。私の実家には、樹木が好きな祖父と、花が好きな祖母がつくった庭があります。孫が喜ぶようにとさまざまな種類の果樹が植えられ、花は球根のものが多いです。「球根は、あんまりお世話しなくても、毎年元気に咲いてくれるのが良いの。」なんて、おおらかな(ちょっと大雑把な?)祖母は言っていました。

これからコトウダ社長がお庭をお世話していくうちに、お母様の想いとコトウダ社長らしさが感じられるお庭に育っていくのだろうなと思いました。



■5/9(火) 土肥の白びわ生産者 浅川さんご夫婦のもとへ

土肥エリアだけで育てられている希少品種、白びわを生産している浅川さんご夫妻のもとを訪れました。

浅川さんご夫妻は、教師を引退してから約10年間、伊豆市土肥地区で白びわを育てています。東京農大の一般講習で農業を学ばれた植物好きの奥さんは、接ぎ木の天才!「ウチのは、なんでも接ぎ木しちゃう」と旦那さんが笑って話してくださいました。美味しい白びわを育てるには根の張りが大事だと語る浅川さんご夫妻。その場で食べごろの白びわを摘み取り、食べさせてくださいました。

美味し!
浅川さんご夫妻の健康の秘訣は、白びわ茶を毎日飲むこと。


とにかくあったかいご夫婦のお人柄に、心がゆるむコトウダ社長。初対面なのにそう感じない楽しいひと時を過ごすことができました。

浅川さんご夫妻は、白びわだけでなく、さまざまな種類の柑橘類も育て、ジャムなどの製造販売も行っています。ほかに、甘夏や、はるか、ニューサマーなどなど、種類豊富です。浅川さんがつくるジャムは、土肥・修善寺・伊豆の国市にあるJA道の駅で取り扱われていますが、すぐ完売するほど人気だそうです。

こちらの白びわ畑では、
実験的にセラクリーンを試していただくことになりました。


帰りには、手作りジャムや、裏山の竹の子の下茹でしたもの、果物など、たくさんのお土産を頂きました。そして、泣いちゃうぐらいの元気をいただきました。



以上がコトウダ社長の一週間でした。



この記事では、

■5/4(木) 子商いプロジェクト@修善寺vol.2
■5/5(金) 庭のケアと僕のケアの一日。自宅の庭にアサギマダラが?!
■5/9(火) 土肥の白びわ生産者 浅川さんご夫婦のもとへ

の3つのトピックを取り上げてご紹介しました。


今週の週報は、お母様想いだったり、涙もろかったり…コトウダ社長の新たな一面もお伝えできたのではないでしょうか?来週は、どんなコトウダ社長が見られるのか、ぜひ楽しみにしていてくださいね!


では、また来週の『伊豆を愛する!コトウダ社長の一週間』でお会いしましょう。毎週金曜日に更新しています。ぜひお楽しみに♪



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