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なんとなくわかる決算書講座2。売上や費用が出てくる損益計算書。

損益計算書という言葉だけで、アレルギーが出ちゃう。専門用語がとにかく嫌いという人も多いと思います。

でも、決算書を知るうえで、一番分かりやすいのがこの損益計算書です。

損益計算書とは、売上やら支払いやらが書かれており、これを見るだけで利益が分かるという優れものです。

そのため、税理士事務所へ入った時にはまずはこの表を理解していきます。

この表は家計簿だと思ってくれて大丈夫です。

この表で一番上に売上、真ん中に支払うもの、一番下に利益が書いてあるので、売り上げから引き算していって最後にはどのくらい最後に残るかというのがわかります。

例えば、売上が100万円で、給料20万円、交通費2万円、交際費3万円と上から順番に書いてあり、最後には75万円と書いてあります。

もう少し踏み込んでみましょう。

売上というものは、非常に変動をします。

例えば1月は50万円、2月は70万円、3月は繫忙期で100万円でしたということが起こります。

すると、経費もこれに応じて変動します。

給料などは、サラリーマンの人はわかるだろうけど、忙しくても暇でもあまり変わりません。

しかし、仕入はどうでしょう。

飲食業を考えてほしいのですが、当然忙しい月は、売り上げもいいけど、材料費も沢山かかります。

となると、売上と同時に変動をします。

これが俗にいう変動費です。

では、給料とかあまり変わらないものは何と呼ばれるかというと、固定費と言われます。

売上から仕入れを引いたものが粗利となります。

損益計算書には、他にもややこしいものでは減価償却費であったり、損益分岐点という決算書分析も出来きますが、長くなってしまうので今回はここまでにします。

次回は、ざっくり学べる貸借対照表を書いていきます。

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