それは、世界中の海が繋がっているのと同じこと

前回の投稿で、「インプットとアウトプットの連鎖」について書きました。
「インプットしたことに刺激を受けて私がアウトプットをすると、それがまた誰かのインプットになり、その誰かがアウトプットをして……」
と、世の中にどんどんインプット＆アウトプットの連鎖が起きていく、という話です。

また、昨日は『イライラ撃退法」という投稿にコメントをいただきまして、私からこういう趣旨のお返事をしました。
「ちょっと自分に手をかけてあげる→ちょっと気分がよくなる→人にもちょっと優しくできる→相手もちょっと気分がよくなる→その人もちょっと人に優しくできる……という連鎖を起こせたらいいですね」

こんな風に、人と人は多くの場面でお互いに影響を与え合います。
良きにつけ、悪しきにつけ。
誰かが起こしてくれた良い波にのって、私が前進できることもあれば、逆に誰かが起こした波にもまれて、私が沈みかけることもあるわけです。

昨日は後者の「人が起こした波の被害を受ける」系のことが一つ、仕事で起きてしまいました。（正確にはまだ被害に及んではいないけど、その可能性があるため、かなり落ち込みました。）
長く働いていれば、その分、もらい事故的なことに出くわす回数も増えていきます。
その度に私は、
「もらい事故のない国に行きたい」
「人が起こした悪い波の影響なんて受けたくない」
と、心から思うのですが、そんなことは不可能なんですよね。
海が世界中のどこでも繋がっているのと同じように、人も世界中のどこにいたって影響し合ってしまう。

だから私にできることは、
せめて自分は”悪い波”を起こして人を巻き込まないこと。
そして、小さくてもいいから”良い波”を起こし続けること。
この二つだけなんじゃないかな……。

そう考えることで、昨夜の落ち込みからは少し立ち直れたような気がします。

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