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第2回小鳥書房文学賞 募集スタート(2023年9月1日〜2024年2月29日)


小鳥書房は国立市谷保にある小さな出版社兼本屋です。
たったひとりの誰かに心から喜んでもらえるよう、心を込めて本をお届けしています。
2020年にはこれから出版を目指す作家と出会い応援すべく、“小さな本屋による世界一身近な文学賞”「小鳥書房文学賞」 を創設しました。
第1 回では「とり」をテーマに短編小説を募集し、受賞作品12点を収録したアンソロジー『本屋夜話「小鳥書房文学賞」詞華集』を刊行。
全国の本屋さんでお取り扱いいただいています。


第2回となる今回はテーマを「日記」とし、連続する3日間の日記を募集します。
日常で起きた出来事を独自の観点で観察し、表現された作品をお待ちしております。


【募集概要】
応募期間中の連続する3 日間の日記(合計4000 字以内)を募集します。
日記には日付をつけてください。
日本語で書かれた自作の商業出版未発表のもの に限ります。 受賞者は10名程度を予定。
受賞者には賞金5,000 円と小鳥書房からアンソロジー書籍としての出版を確約します(出版物は小鳥書房名義で出版)。


【応募方法・資格】
年齢・プロアマ不問。応募点数はひとり1 点のみ。
下記のメールでのみ受付。
staff.kotori@gmail.com

原稿の1枚目には氏名またはペンネーム、枚数、 電話番号、メールアドレス、生まれ年(西暦)、 略歴(100字以内)を明記した表紙をつけてください。
ファイル形式はword など、任意のもので構いません。/ 個別の感想や、選考過程に関するお問い合わせには一切応じられません。/ お問い合わせはメールでのみ受け付けますが、内容によってはお答えしかねる場合もあります。/ 第三者の権利・利益を侵害した作品は無効となり、その場合の権利侵害に関わる問題は全て応募者の責任になります。/ 応募された方の個人情報は厳重に管理し、本文学賞以外の目的に利用することはありません。/選考結果についてはnote上で発表を行いますので、受賞者以外の方への個別のご連絡は行いません。


【審査員プロフィール】
■金川晋吾(かながわしんご)
1981年、京都府生まれ。写真家。神戸大学発達科 学部卒業。 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2016 年『father』( 青幻舎)、2021 年『犬たちの状態』( 太田靖久との共著、フィルムアー ト社)、2023 年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、『集合、解散!』 ( 植本一子、滝口悠生との共著) を刊行。現在、 長崎のカトリック文化や平和祈念像、自身の信仰をテーマにした『祈りと長崎(仮)』(書肆九 十九)を刊行に向けて準備中。

■千葉雅也(ちばまさや)
1978年、栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。 博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術 研究科教授。著書に『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』、『勉強の哲学』、『現代思想入門』など。『デッドライン』で小説家デビュー、野間文芸新人賞。「マジックミラー」で川端康成文学賞。最新作は『エレクトリック』。

■落合加依子(おちあいかよこ)
1988年、愛知県生まれ。編集プロダクション・ 出版社勤務を経て、2015 年に出版社「小鳥書房」を設立。2019 年に小鳥書房の書店を開業。地域に開かれたシェアハウスである「コトナハウス」の大家や、谷保のダイヤ商店街の広報としての顔ももち、本と暮らしの編集を楽しんでいる。著書に『浮きて流るる 小鳥書房店主日記2021年3月〜2022年6月』がある。

<応援団長>
■岸波龍(きしなみりゅう)
1985年、三重県生まれ。文京区本郷の本屋「機械書房」店主。2020年より詩や読書にまつわるZINEの製作や絵描きとして活動。絵や立体製作の個展を様々な本屋で行う。ウルトラマンやゴジラなどの怪獣ソフビ愛好家。多宇加 世との共著である詩の絵本『夜にてマフラー を持っていく月が』( 双子のライオン堂出版部) を刊行予定。

フライヤー表面
フライヤー裏面


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