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愛おしい日常を取り戻す

朝、目覚まし時計で起きる。
顔を洗って、朝食とちーちゃんの弁当の用意をする。ここまで無意識、ほぼ体のみで動いている感覚。
料理の合間に白湯で朝の漢方を流し込むと、その苦さでようやく覚醒。

家族、起床。
それぞれの朝食を用意して、それぞれの場所へ送り出す。やっと私の胃も起きて食事を受け入れられそうだから、食べ始める。

コーヒーを飲む。
まだ、ちょっと美味しく感じない。
たまごトーストと、あんバタートーストを黙々と食べる。スイカで水分を取る。
味は、だいぶ分かるぞ!

食べ終わったら、
ゴミ出しの準備。部屋の換気と掃除、洗濯。小鳥たちのお世話。食器洗い。その他諸々。

やっと、「フゥー」とできたのは9時過ぎ。
久しぶりにリビングでボーッとする。
別室で隔離生活だったので、なんだか新鮮だ。

そして、自分時間の始まり。

やっと、本を読み気力が戻ってきた!

普段は読み出したら一気に読みたい派だが、まだ集中力が戻ってないから、少しずつ休んで、本を変えて読む。

頭と心が文字と感情でいっぱいになってきたら、水分補給をして、散歩へ。そろそろ、ご近所農家さんのブルーベリーが買えるかも。とうもろこしもあるといいなぁ。
ついでに期日前投票も済まそう。

読書、午後の部。

投票して狙っていたブルーベリーが手に入り、満足の散歩から帰る。滝のような汗だ。
シャワーを浴びて、読書午後の部。
なかなかおもしろい本に出会ったな。

外の天気の雲行きが怪しいので、そろそろ洗濯物を取り込もう。
あぁ、もうこんな時間だ。
さて、夕飯は何にしようかな。
昨日はお肉だから、今日は魚にしたいところ。ストック魚、何があったかなぁ。

あぁ、何てことない1日だった。
でも、この何てことない日常がとんでもなく愛おしいものなんだよなぁ。

そうそう、
この愛おしい日常を私は取り戻すことができたんだ。

本当に良かった。
ただ、それだけ。

ほんの些細なことで体調を崩しやすいから、崩すことで失ってしまうことの多さを知ってしまっているから、日常を取り戻すたびにその全てが愛おしい。

愛おしい、を家族以外に使うことがあるなんて。
でも、もう残りどれだけか誰にも分からないこの道を、日常を愛おしいと感じることができたのは、きっと辛いこと悲しいことが多すぎたからこその、収穫だと思う。

さて、夕方の日常に戻ろう。





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