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緑の屋根の小さな家で3人暮らし。なにげない日々のつぶやきと、ふと零れ落ちたなつかしい記…

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緑の屋根の小さな家で3人暮らし。なにげない日々のつぶやきと、ふと零れ落ちたなつかしい記憶の記録です。

最近の記事

晴れた空に

梅雨の貴重な晴れ間。カラッとしていて風も気持ちが良い。 6月にこんな日があるなんて素敵だ。宝物のような一日。 布団を干して、枕も干した。 家じゅうの窓を開けて風を入れた。 風が通ると家も気持ちよさそうに呼吸しているように思える。 なかなか外に遊びに行けない2歳の息子に、玄関前で砂遊びをさせてあげた。 キネティックサンドという不思議な感触の汚れない砂を、収納ケースに入れて即席砂場を作ってある。 楽しそうに一時間ほど遊んでいた。 自分でも情けないなぁと思うけれど、

    • アイヴォリー

      大好きな、大好きな本。 竹下文子さんの「アイヴォリー」。 お墓で暮らす幽霊の女の子のはなし。 空と、雨と、空気と、光と、一体になって、静かに、踊ったり歌ったり。 管理人の矢代さんと、おしゃべりしたり。 のびのびと幽霊であることを楽しんでいたアイヴォリーが、ある日、生きている男の子と出会って・・・というお話。 小学生のころから、何回も何回も図書館で借りては読んだ。 大人になってからは、古本で買い求めようと思ったけれど(絶版になっているので)、あまりに高すぎて(

      • 雨降りの日に想う

        泣き出しそうな空の日が多くなってきた。 関東はまだ梅雨入りしてないというけれど、私としてはこれはもう立派な梅雨だ。 一年のうちで一番調子が悪くなる季節。5月~7月あたりがいつも元気が出ない。 雨は決して嫌いではないけれど、お日様が出ていないとやはり心がジメジメ湿ってくる。 お日様ってなんてありがたいんだろう、と灰色の空を見上げながらいつも思う。 梅雨時になると、いつも思い出す二つの記憶がある。 ひとつめは、小学校にあがりたての、1~2年生くらいの時。 毎日毎日雨

        • 旅のはじまり

          ここ最近、なんかちゃんとした文章がまた書きたくなってきたな、と思い始めた。 息子も2歳を過ぎ、子育てにちょっと余裕が出てきたからかもしれない。この状況下で育休中なので、人と話す機会が全然ないからかもしれない。 まだ息子は言葉がしゃべれず、会話が一方通行なので、あれこれ思考したことが行き場を無くして頭の中でぐるぐる彷徨ってるなぁと自覚はしていた。 でも私は、楽しかったこと、感動したこと、嫌だったこと、切なかったこと、それらをただ「〇〇だったな」だけで終わらせずにちゃんと文

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