日日是好日

地域活動支援センターのスタッフさんたちとのお別れの日でした。

出会って半年。あっという間だったなあ。もっと話していたかったし、これから話したいこともたくさんあって。

それでも、お別れの日はやってくる。

感謝のお手紙をポストカードに書いて、お別れのあいさつを。
会えなくなるという実感がまだない。
しかし、もうここに来ても会えないのだ。
悲しみと後悔はいつも遅れてやってくる。

ぼくにできることと言えば、
その日、その時をただただ愛して生きていくしかない。
そしてその記憶がある限り、離れても心に生き続ける。

尊敬するスタッフさんたちの背中を追って、歩んでいきます。

会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。
幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。

森下典子『日日是好日』p.196