音楽と言葉

音楽を聴きながら考え事をするのが好きだ。(ただぼーっとすることも多いけど)
最近の曲ももちろん聴くけれど、ついつい懐かしいとも言えるくらいの昔の曲を聴くことが多い。私はどちらかというと、メロディより歌詞に惹かれるので、その言葉の連なりにその曲を熱心に聴いていた時のことを重ねてしまう。
それほど思い入れがあったつもりのない曲も、時を経てあらためて聴いて涙することもある。
音楽と言葉は、たくさんの人がその耳や目から取り込む情報だけど、その人によって内面に与える影響は様々に形を変える。
最近よく聴いているのはミスチルの「しるし」だ。
何故いまさら?自分でもよくわからないけどサビの部分でいつも胸が震える。
歌詞でいちばん好きなのは「共に生きれない日が来たって どうせ愛してしまうと思うんだ」というフレーズ。
人生でそう思える瞬間があったことは幸せなんだろうと思う。
「しるし」をはじめて聴いたのがいつかも思い出せないけれど、懐かしく温かい、そして少し切ない気持ちになる。

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