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14. ONE OK ROCK- じぶんROCK(努力と苦労とその重さ)

ONE OK ROCKの「じぶんROCK」は私が大好きな曲の1つなのですが、この曲を聴くと、アントニオ猪木から闘魂ビンタされたかのような(笑)、もしくは幼馴染から真剣な顔で将来についてアドバイスされたかのような、彼らの音楽や言葉の重みを感じます。

「今日も君は信じること 忘れずに目覚められていますか? 時が経つと自分さえも信じれなくなる時代のようです」この曲の出だしを聴くと、身に覚えがあり過ぎて気持ちがドキッとしますね。自分を信じて夢を追いかけることを、しばらく私はサボっていましたから。

私がこの曲の歌詞で特に好きな部分は、「何回ダメダメと言われようが 実際問題そんなん関係なくて 今、自分自身 必要なものたくわえて そろえとけよ!!」です。めちゃくちゃパンチがある具体的なアドバイスですよね。勇気というか元気というかやる気というか、目標に向かって頑張るパワーを与えてくれる凄い曲だと思います。

ONE OK ROCKの「じぶんROCK」のミュージックビデオはこちら↓


なぜONE OK ROCKの音楽や言葉はこんなにも重く響くのだろう、と考えてみたのですが、彼らの歌声や演奏や曲の素晴らしさも大きく関係があるのですが、それだけじゃなく、彼らが苦労と努力をしてきた過程を、私が知っていることも関係があるのだと思います。

実は私はかなり昔からONE OK ROCKのファンで、今から約15年前に彼らの「Keep it real」という曲を聞いて感動した時から、ずっと彼らの音楽活動をチェックしてきました。「Keep it real」は今のONE OK ROCKと比べると、まだ若くて荒削りな感じはするのですが、彼らのリアルな心情の歌詞と美しいサウンドが際立つ曲で、当時の私は夢中になって何度も聞きました。

そして、彼らの音楽活動は順風満帆ではなく、荒波の連続でした。ボーカルのTakaはもともとはジャニーズ事務所のNEWSのメンバーであり、アイドルのイメージを払拭してバンド活動をするのは大変だったと思います。そして、もしかしてジャニーズ事務所側の圧力じゃないかと疑ってしまうくらいに、ONE OK ROCKがヒット曲を出してもテレビの音楽番組でONE OK ROCKを見ることはまずありませんでした。また、バンドメンバーの逮捕や脱退や活動休止があったり、Linkin Parkのツアーに出演予定だったのに、Linkin Parkボーカルのチェスター・ベニントンが急逝してツアーが急遽中止になったりと、彼らの音楽活動は苦労と努力の連続だったと思います。

でも、彼らの今までの苦労と努力を知っているからこそ、彼らの音楽や言葉はより重く感じる気がします。私が彼らの音楽活動を応援したくなるのは、彼らの曲が素晴らしいからだけではなく、15年以上も前から彼らが頑張っているのを知っているからです。

私のエッセイをONE OK ROCKのメンバーが読むことはまずないとは思うのですが、もしかしたらそういうこともあるかもしれないので(笑)、念の為書いておきます。「ONE OK ROCKを15年前から応援しています!そして、コロナ禍で今は凄く大変だと思うけれど、新曲も待っています!」


P.S. コロナ禍で様々なアーティストが苦境に陥っていますので、ファンの方は可能な限り月額音楽サービスで曲を聴いたり、曲自体を買ったり、グッズを買ったりしてぜひアーティストの活動をサポートしましょう!!

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