見出し画像

久しぶりにお手紙を

今日はこれまでにやらなかったことを、新しくやってみた。

今日は最近あまりやっていなかったことを、久しぶりにやってみた。

今日は新たな出会いがあった。


ここのところ、「新たな」ということをあまり意識していなかったので、ゆっくりのんびり過ごしていたのだけれども、改めて「新しい」はドキドキするな、と思った。

今日やったことの1つに「手紙を書く」がある。

ここのところ、連絡と言えばメールが主な手段だった。

メールは便利だ。
早く文章が書けるし、間違えたときも直しやすい。
文章の入れ替えも簡単だし、どんな文面を送ったか残るのもいい(確認しやすい)。

ただ今日はふと「そうだ!手紙にしてみよう」と思ったのだ。

久しぶりに便箋に向かってペンを走らせる。
間違えると面倒なので(笑)、PC上で下書きして文章を整えて、それから便箋に向かった。
きれいにかけた字があったり、なんとなく据わりが悪い字があったり、統一感もなかったけど、書き上げたときには小さな達成感があった。

なんとなく文字に気持ちが乗っているような気がした。


思えば高校生くらいまではよく手紙を書いた。

小学生の頃は、ペンパル(って、この言葉通じるのだろうか…)に憧れて、漫画雑誌の後ろにある「ペンパル募集」の何人かに手紙を書いた。
会ったこともない友だち。
行ったこともない場所に住んでいる友だち。
どんな顔かもわからないけれど、でも学校の友だちには話せないことを書き綴ったりした。

中学生になると、同級生の友だちと手紙のやり取りをした。
好きな漫画のキャラクターについてだったり、憧れている先輩についてだったり。
きゃーきゃー言いながら、イラストも添えながら楽しくやり取りをした。

高校生になると、ぐっと深い手紙を友だちや先輩たちとやり取りするようになった。
書く枚数もすごかった。7枚とか書くのだ!!
予習・復習、部活などをこなしながら、よくそんなに書いたものだ。
日々の心の揺れ動きだったり、悩みなどをそれぞれの人とやり取りした。
そして、朝学校に行くと好きな人からの手紙が下駄箱の奥の方に置いてあるきゅんとする気持ちも、この頃経験した。

懐かしい。

段々と手紙を書かなくなって、ちょっとしたハガキでさえ送り合うこが随分と減った。

そんな中書いた今日のお手紙。
中身は相談とお願いだったのだけれども、なんだかメールよりもあったかい気持ちがこもったような気がした。

お手紙は届くのにも時間がかかる。
書きあがったけれど、まだ手元にあって、明日にしかわたしの手元から飛び立たない。
そのゆっくりした時間もまたいいものだな、なんて思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?