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【言葉の日】みんなで言葉を「声」に出してみませんか?

今日5月18日は「言葉の日」だそうだ。
朗読・司会を仕事にしている私は、「言葉」を「声」に出して表現している。
日頃使っている言葉は、ふとしたときに口にしてしまうので、日常生活の中でも「言葉」は「言霊」だと考え、マイナスな言葉(自分の中で一定のルールを決めている)は使わないように努めている。
特に朗読をするようになって、自分の発する「言葉」がどんな響きを持って、どんな意味で相手に伝わるのかということを、これまで以上に深く考えるようになった。
「言葉を選ぶ」ことも もちろん大切なことだ。
では、その選んだ「言葉」が、どんなふうに相手に伝わるのか?
自分は「伝えている」つもりでも、本当に「伝わっている」のか?
年を重ねれば重ねるほど、「声に出して言葉を伝える」こととは何か?を考える。

日常生活の中の、何気ない言葉=あいさつ。
「おはようございます」
「いってらっしゃい」
「ありがとう」
例えば、あいさつの言葉ひとつとっても、どこにいる誰に向かって、自分のどんな感情を「自分の声」にのせているのかで、印象はまったくかわる。
そして、「自分の声」や「話し方」は、自分でデザインできる。

私は学生時代から「声」に関わる部活動やアルバイト、仕事をしてきた。
普段の仕事の前に、朗読をする前に、必ず準備運動として「発声練習」をしてきたのだが、朗読の講師になって、「発声練習をしたことがない」という生徒さんが多いことに驚いた。

走る前、水泳の前に準備運動をするのと同じように、声を出す前にはやはり準備運動としての発声練習は必要だと思う。プロじゃなくても。
子どもの頃から発声練習をしていると、表情が豊かになって、滑舌もよくなる。何より「言葉を自分の声で伝える」というところに興味のベクトルが向くのではないだろうか?
でも、そもそもこれまでみんながやってないのだから、「発声練習って、大変なのでは?」と思っている皆さん。

基本は、吐く息をしっかり出して(しっかり肺に空気をためる練習をして)、顔の筋肉をリラックスさせて、口や表情筋を大きく動かしながら、声を出す!
これが楽しくできれば最高だね♪
早口言葉ももちろんいいけど、まずは、しっかり母音の口の形ができること。
というわけで、実際に京都の小学校で実践されていた「ことばあそび」がオリジナルの教材になりました!
途中でリズムが入るので、リトミックの要素も含んでいます。
友人知人のご家族のご協力をいただき、今回、動画になりました。
ぜひご覧ください。
興味のある方はご連絡くださいね♪
https://youtu.be/004-Zznz_V8
(日本朗読協会公式チャンネル)


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