我が子が不登校になったことで現れる、わたしの黒い感情
息子(中3)は絶賛不登校中です。
週1、2ぐらい行っていたときを含め、不登校歴はかれこれ1年半ほどになります。
不登校の母歴も1年半になりました。笑
最近、中学校で文化祭がありました。
文化祭では【合唱コンクール】があり、各クラスごとに曲を決めて合唱をします。
息子が小6の頃からコロナが流行り、昨年までは保護者が観覧することができない状況だったので、今年初めて合唱コンクールを見にいくことができました。
ですが、息子はいません。
不登校なので、行っていません。
本人に行く気のかけらもない。笑
娘は出ているので、今回は娘の学年の合唱と展示物を見て帰宅しました。
娘の学校での様子を見にいくのはとても楽しい。
とても嬉しい。
娘は来なくてもいいよと言っていましたが、コロナ禍もあってなんだかんだ初めての文化祭。
いやいや、初めて行くんだから絶対行くし!
と返事をしつつ、しっかりムービーを残してきました。
ただ、こういうときにどうしても思ってしまうことがあって。
わたしの中では【ちょっと黒い感情】だなと思っているこの感情。
それは何かというと…
息子と同じ学年の子を見ると、なんとも言えない気持ちになってしまうこと。
あー
うちの息子も学校に行っていれば、こんな感じでみんなと歌ってたんだろうな。
学校に行っていれば展示物の中に息子の分もたくさんあったんだろうな。
みんな、大きくなったな。
中3の男の子ってこんな感じで過ごしてるんだな。
学校って、子どもの成長を感じられる場所でもあると思うんです。
学校に行くことで、学校ではこんな感じなんだ!と思えたり、こんな風に友達と過ごしてるんだなと見ることができたり、発表を通してこんなこと出来るようになったんだなと思えたり。
ですが、息子に対してはそれが出来ない。
そういう感情を感じることはできない。
息子と同学年の子を見るたびに、なんとも言えない複雑な気持ちが混ざり混ざっていました。
何度も書いていることですが、学校だけがすべてじゃないし、身体を壊してまで行かなくても他に世界はたくさんある。
そう思っているのも事実です。
どちらかと言えば、そう思う気持ちの方が強いので、学校に縛られる必要はなく、自分でやれること考えてやっていけばいいと思っています。
だから、今、学校に全く行っていない状況に関して、我が家は我が家でやれることをやって、学校以外の世界で生きていけばいいと思い、そのように実行しています。
だけど、どうしても勝手に感情が湧き出てしまうのです。
コントロール不可。笑
こんな風にみんなと歌ってるところ見たかったな、とか、友達と過ごしてる姿を見てみたかったなとか、そんな感情が湧き上がってくる。
去年の5月から不登校気味になり、今年の5月ごろから完全不登校になり、何度も味わってきたこの感情。
これはどうしようもない感情だなと割り切っています。
ですが、どうしても学校に行くたびになんとも言えない心境を味わっています。
うーん。
難しいなぁ。
自分たちで選んだ、学校に行かず、違う世界で生きていくと言う選択。
詳しくはこちらに書いているので、もしご興味があれば読んでみてください。
無い物ねだりとはこのことですかね。
そんなつもりはなかったんだけど、無意識って怖い。
まだ【普通】とか【当たり前】とかに囚われている自分がちょっとでもいるのかもしれない。
学校に行くことが当たり前だとか、普通だとか、そういう風に縛ってしまうのは嫌なので、今の選択に何も不満はないのです。
ただ、息子の母親として。
見てみたかったなという感情だけが、どうしようもなく彷徨っている。
様々な感情が入り混じった文化祭でした。
とりあえず、娘の発表と作品を見て、テンション上げて帰ってきましたが、学校ってなんだか疲れますね。笑
いつも学校行事のあとは疲れ果てている。
さらには息子に対する感情も、難しい感情が心に渦巻いてくるので、いつもよりさらに学校行事に対して疲れたなと思った理由のひとつでもありました。
息子は中学3年生。
来月は進路説明会や三者面談も控えてきている。
三者面談だけはどうしようもないんだよな。
息子がいないと三者じゃない。笑
まだまだ悩みも尽きませんが、とりあえず息子が今、体調も落ち着いてきていて良好であることが救いです。
あまり深く考えるのはやめよう。
学校に行かないことは、たくさん2人で考えて最終的に息子が決めた結論。
わたしは見守って、ときには守って、息子にとって頼れる存在でいることを目標にいこうと思っています。
今回はたまーに出るどうしようもない感情を書いてみました。
読んでくださり、ありがとうございました!
今日も1日ゆるーく頑張りましょう♡
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?