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夏の物思い まるでわたしは蝉のよう。 昼はあなたを想って泣き暮らす。 声が枯れるまでいつま…
「夢路にも露やおくらむ 夜もすがら通へる袖のひちて乾かぬ」 古今和歌集・紀貫之 (夢の…
「あはれてふ言の葉ごとに置く露は 昔を恋ふる涙なりけり」 古今和歌集・よみ人しらず あ…
飛んで火にいる夏の虫を なんて愚かなのかと人は言うだろう。 さりとてわたしも同じこと。 …
「郭公(ほととぎす)鳴くや五月のあやめ草 あやめも知らぬ恋もするかな」 古今和歌集・よみ人…
「夕されば蛍よりけに燃ゆれども 光見ねばやひとのつれなき」 古今和歌集・紀友則 (夜に…