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lily
2020年10月18日 16:32
儚く終わってしまった恋の相手を、大和言葉で「泡沫人(うたかたびと)」というらしい。そうか、あの人もこの人もみな泡沫人だったのだ。泡のようにキラキラと光りながら、わたしの前を流れて消えていったのだ。泡沫人といえば、どの人も美しく思える。美しく儚い夢だった。